山岳地帯に位置し緑に囲まれたレッドブル・リンクを走行するフェラーリSF90、F1オーストリアGPにてcopyright Ferrari S.p.A.

ルクレールがハミルトンを抑えて最速、ホンダ勢は5番手 / F1オーストリアGP《FP3》結果とダイジェスト

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2019年F1第9戦オーストリアGP土曜3回目のフリー走行が一時間に渡って現地6月29日に行われ、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが1分3秒987を記録。2番手につけたメルセデスのルイス・ハミルトンをコンマ1秒差で退け、公式予選前最後のプラクティス走行で最速タイムを記録した。

3番手はバルテリ・ボッタス、4番手にはセバスチャン・ベッテルが続き、トップ4をメルセデスとフェラーリが分け合う結果となった。上位4台のギャップは0.263秒。63秒サーキットである事を踏まえれば僅差とは言い難いものの、予選では跳馬を加えた激しいポール争いが見られるかもしれない。

グランプリ2日目を迎えたレッドブル・リンクは晴れ渡り、予選結果を占う最後のセッションは気温24.3℃、路面46℃のドライコンディションでスタートした。

レッドブル・ホンダ勢は、マックス・フェルスタッペンがコンマ5秒落ちの5番手と定位置を確保。一方のピエール・ガスリーは、ソフトウェア上の問題が原因とみられるエンジンのパワーダウンに見舞われ走行時間をロス。残り20分でコースに復帰するが、自己ベストはチームメイトよりコンマ7秒も遅く、マクラーレンの2台に挟まれる形で7番手タイムに留まった。

ソフトでのショートランに課題を抱えていたトロロッソ・ホンダは、セットアップ変更が功を奏したか。ダニール・クビアトが10番手、アレックス・アルボンが11番手と、Q3進出に向けて期待の持てるポジションで最後のプラクティスを締め括った。両者の差は100分の9秒だった。

FP3でアップグレード版スペックBを投入したルノーのニコ・ヒュルケンベルグは12番手。前戦より同じ最新型エンジンを使用しているダニエル・リカルドは17番手と後方に沈んだ。

袋小路にハマるハース勢は初日に有望なパフォーマンスを示していたものの、ロマン・グロージャンが15番手、ケビン・マグヌッセンが18番手と、予選Q1敗退の黄色信号が灯る位置でクルマを降りた。なおマグヌッセンはギアボックスのオイル漏れに見舞われ、予選前に交換を行いグリッド降格ペナルティーを受ける

ハースの不調と反比例するように、徐々に調子を挙げているアルファロメオ・レーシングは、アントニオ・ジョビナッツィが9番手、キミ・ライコネンが13番手と好位置につけた。

レーシングポイントのランス・ストロールは問題を抱えたか。セッションの半分近くをガレージ内で過ごし、走行17周の16番手タイムに終わった。僚友セルジオ・ペレスも14番手と、こちらも奮わなかった。

深い海の底に沈むウィリアムズは、ジョージ・ラッセルが19番手、ロバート・クビサはチームメイトから0.8秒遅れの最下位だった。

シーズン9戦目のF1オーストリアグランプリ公式予選は、日本時間29日(日)22時からレッドブル・リンクで1時間に渡って行われる。

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