2022年F1第11戦オーストリアGPの2回目のフリー走行が現地7月9日(土)にレッドブル・リンクで行われ、カルロス・サインツが1分8秒610のトップタイムを記録。100分の5秒遅れでシャルル・ルクレールが続き、フェラーリがスプリントを前に1-2を飾った。

初日の予選でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン（レッドブル）は3番手。これにフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンのアルピーヌ勢が続いた。アルファタウリ勢はピエール・ガスリーが12番手、角田裕毅は19番手でクルマを降りた。

土曜の現地シュピールベルクも日差しに恵まれ、スプリント及び決勝を前にした最後のプラクティスは気温19℃、路面32℃のドライコンディションでスタートした。

既に予選が終了していると言う点で通常のレースウィークとは異なり、FP2で1ラップペースを追求する意味はなく、各車は次に控える100kmのスプリントレースと日曜の本レースに向けてロングランに取り組んだ。

多くがソフトとミディアムを中心にプログラムを組んだ一方、アストンマーチン勢とジョージ・ラッセル（メルセデス）の3台だけはハードタイヤを履いて少しばかり周回した。皮むきのためだろう。

予選でのクラッシュを経てメルセデスは2台のギアボックスを新品へと交換。ルイス・ハミルトンの44号車に関しては、シャシーを以前に使用済みのものへと交換した。

メカニックは予選後の3時間、FP1前の3時間を費やし、FP2開始10分後にジョージ・ラッセルをコースインさせたが、ハミルトンの方は修理が終わらず、残り15分を切ってようやくガレージからコースへと送り出した。

F1第11戦オーストリアGPのスプリントは、日本時間7月9日(土)23時30分に開始の時を迎える。1時間という従来の予選時間枠に収めるため、距離は「100kmを超える最も少ない周回数」と定められており、通常のレースの3分の1の長さで行われる。

2022年F1第11戦オーストリアGPフリー走行2（FP2）リザルト

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