ユナイテッド・オートスポーツのフェルナンド・アロンソ
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フェルナンド・アロンソ、デイトナ24時間制覇に向け第一歩

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フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、1月5日から7日までの3日間の日程で開催されるデイトナ24時間レースの公式テスト「ROAR before the Rolex 24」に参加する事を明らかにした。世界三大耐久レースの一つに数えられるデイトナ24時間は、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦として、1月26日・27日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにて開催される。

アロンソはユナイテッド・オートスポーツから参戦しリジェLMP2 JSP217を走らせる。アロンソにとっては第101回インディ500以来となる北米レースへの参戦であり、初耐久・初プロトタイプカーレースとなる。2度F1の頂点に輝いた36歳のスペイン人は、ルマン24時間レース制覇に照準を合わせ、トリプルクラウン獲得に向けた新たな一歩を踏み出す。

「より高みを目指すために、様々なカテゴリのレースに挑戦したいと思ってる」とアロンソ。「慣れ親しんだ場所を離れてデイトナ24時間に参加するのは最高だよ。ここ数ヶ月間はデイトナの過去のレースを見てたんだ。自分自身を試してみたいと思ってる。楽しみだね!」

アロンソは、耐久レースでの経験豊富な17歳のフィル・ハンソン、18年のマクラーレンF1のサードドライバーに就任したランド・ノリス、そしてテキサス・クリスチャン大学の学生であるウィル・オーウェンと23号車を共有する。ユナイテッド・オートスポーツ32号車を駆るのは、ポール・ディ・レスタ、ヒューゴ・デ・サドリーエ、ブルーノ・セナ。

ユナイテッド・オートスポーツのチームオーナーにして、マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンは次のコメントを発表した。

「デイトナ・ロレックス24時間には、2つのドライバーラインナップで挑みます。経験豊富なドライバーと若きレーサーからなる素晴らしい才能の組み合わせです。デイトナに行くのが待ちきれませんし、どのようなパフォーマンスが見せられるか楽しみにしています」

今年のデイトナ24には、ランス・ストロール(ウィリアムズ)がジャッキー・チェン・DCレーシングから出走する事を明らかにしており、現役F1ドライバーが二人も参戦する。また、日本勢はマツダが「マツダRT24-P」、トヨタが「LEXUS RC F GT3」、ホンダが「NSX GT3」で参戦、大きな注目を集めている。

「デイトナ24時間レース2018」はJ SPORTS3での放送が決定している他、J SPORTSオンデマンドでは24時間フルLIVE配信される予定となっている。視聴にはスカパーひかりTVとの契約が必要となる。