ガレージ内でウィリアムズFW47に乗り込むアレックス・アルボン、2025年5月2日(金) F1マイアミGPスプリント予選(マイアミ・インターナショナル・オートドローム)
Courtesy Of Williams

F1マイアミGP:予選7番手のアレックス・アルボンを再び召喚、ピット規定違反の疑い

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F1マイアミGPのスチュワードは、現地時間2025年5月3日に行われた公式予選を経て、ピットレーン規定に違反した疑いがあるとして、予選7番手のアレックス・アルボン(ウィリアムズ)を召喚した。現地時間17時45分より聴聞会が行われる。

Q1でアルボンは、アイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)の前に割り込むような形で、ガレージからファストレーンに進入した。レースディレクターのルイ・マルケスは週末に先立ち、次の通達を出している。

  • すでにファストレーンを走行している車両を不必要に妨害してはならない
  • 車両が「ファストレーンにある」と見なされるのは、タイヤ1本がインナーレーンとファストレーンを隔てる白線を越えている場合とする

なお、アルボンがスチュワードに召喚されたのは今週末2度目だ。予選に先立ち行われたスプリントでは、セーフティカー先導ラップ中に、FIA供給のECUが設定した最低ラップタイムを上回るペースで走行したとして、5秒のタイムペナルティが科された結果、入賞を逃している。

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