夜のヤス・マリーナ・サーキットを走行するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、2019年F1アブダビGPフリー走行2copyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ボッタス最速連取、ホンダ勢は全4台がトップ10 / F1アブダビGP《FP2》結果とダイジェスト

  • Published:

グランプリ初日を迎えたヤス・マリーナ・サーキット。2019年F1第21戦アブダビGP金曜2回目のフリー走行が現地29日17時より行われ、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがFP1に続いて1分36秒256のトップタイムを記録した。

2番手にはコンマ3秒遅れでルイス・ハミルトンが続き、シルバーアローが1-2体制で初日を締め括った。ボッタスは週末に先立って、新しいエンジンの封を切っており有利な立場にある。

トップ6はメルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダの順で綺麗に並んだ。3番手はシャルル・ルクレール、4番手にセバスチャン・ベッテルが続き、5番手がマックス・フェルスタッペン。ここまでが最速ボッタスからコンマ5秒圏内で、上位5台から更にコンマ5秒遅れでアレックス・アルボンが並んだ。

午後の現地ヤス島も晴れに恵まれ、予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温26.2℃、路面31.3℃、湿度54.1%のドライコンディションでスタート。日没を迎えてコースが投光照明に照らされると、路面温度は次第に低下し、最終的に28℃にまで下降した。

フェラーリは、FP1でクラッシュを喫したベッテルのマシン修復と新しいギアボックスへの換装を終え、無事にコース上へと送り出したものの、今度はルクレールが同様のクラッシュに見舞われた。

ルクレールは最初のフライングラップ中に、FP1でベッテルがクラッシュしたのと同じターン19で挙動を乱し、外側のガードレールに接触。幸いにもインパクトが軽かったため、ホイールに傷を負ったのみで事なきを得た。ルクレールは自走してピットへと戻り、最終的に28周を走り込んだ。

アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィも同じターン19でリアを滑らせ、365度スピンを喫したが、こちらは幸いにも接触を免れた。ジョビナッツィは17番手キミ・ライコネンと遜色ないタイムを刻み、18番手タイムでセッションを終えた。

何かとアクションが多いアブダビのプラクティス。セッション残り20分を切ったところでは、ボッタスとロマン・グロージャン(ハース)がターン7への侵入の際に交錯。イン側に飛び込んだボッタスに対して、グロージャンが一切の減速なく突っ込んだ形となり、双方のマシンにかなりの損傷が発生し、セッションは赤旗中断となった。

チーム無線で状況を聞いたハミルトンは「そんなの予想できただろうに」と意味深にコメント。路面には多数のデブリが飛散したものの、マーシャルの迅速な作業の結果、セッションは残り12分で再開された。一件は審議の対象となり、セッション終了後に両者に叱責処分が下された。

コンストラクター5位を懸けた熾烈な争いの渦中にいるミッドフィールド3チームは、トロロッソ・ホンダ勢がやや一歩先行した格好となった。

ポジション的にはセルジオ・ペレスが8番手と、3チームの中で最上位につけたものの、これと遜色ないタイムでダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが10番手につけた。出遅れ傾向のあるルノー勢は、ニコ・ヒュルケンベルグが15番手、ダニエル・リカルドが16番手と、かろうじてアルファロメオを上回るに留まった。

アブダビグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間11月30日(土)19時から、公式予選は同22時からヤス・マリーナ・サーキットで開催される。

F1アブダビGP特集