立体交差をくぐり抜けてコースへと向かうレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2019年F1アブダビGP最終プラクティスcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

接戦必至 ホンダ勢1-4、フェルスタッペンが最終走行で最速 / F1アブダビGP《FP3》結果とダイジェスト

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2019年F1第21戦アブダビGPの土曜3回目のフリー走行が、現地11月30日に一時間に渡って行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが1分36秒566のトップタイムを記録。2番手につけたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンを1000分の74秒差で退け、公式予選前最後のプラクティス走行でタイムシート最上部につけた。

もう1台のRB15をドライブしたアレックス・アルボンは、トップタイムをマークしたチームメイトから0.381秒遅れの4番手。また、同じホンダエンジンを積むトロロッソのピエール・ガスリーが10番手タイムを刻み、ホンダ勢は3台がトップ10圏内に名を連ねた。

フェラーリ勢はセバスチャン・ベッテルが5番手、シャルル・ルクレールが6番手とやや遅れたが、両者がタイム計測に使ったのは中間コンパウンドのミディアムタイヤ。予選での緊張感溢れる三つ巴の争いは必至だ。

現地ヤス島上空はグランプリ2日目も晴れ渡り、予選結果を占うセッションは気温39.8℃、路面27.4℃のドライコンディションでスタートした。日没の時間帯にスタートする予選および決勝とはコンディションが大きく異なる事もあり、各チームともに大量に走り込むことはなく、前日からのクルマへの変更点を確認し、何本かのショートランを消化した。

初日セッションで最速を連取したバルテリ・ボッタスは、金曜日を前に新しいパワーユニットを投入したものの、圧縮した空気の力でバルブを閉じる「ニューマテチックバルブ」周辺に異常が確認されたため、修理のために時間を浪費する事を避けるべく、FP3を前に内燃エンジン=ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを追加投入。フェルスタッペンから1000分の89秒差の3番手でクルマを降りた。

トップ3争いも熾烈ながら、中団グループもまた大接戦。7番手タイムを刻んだセルジオ・ペレスから11番手のロマン・グロージャンまでは、レーシングポイント、ルノー、マクラーレン、トロロッソ・ホンダ、ハースと全て異なるクルマが並び、そのギャップは僅か0.252秒であった。

ベスト・オブ・ザ・レストの7番手をマークしたペレスだが、マシンからオイルが漏れ、後方を走行していたキミ・ライコネンに飛び散るというハプニングもあった。チームメイトのランス・ストロールは15番手と沈んだ。

マクラーレン勢は予選を見据えて、バックストレートでスリップストリームを分け与えるための予行練習を実施。カルロス・サインツが9番手、ランド・ノリスが13番手タイムを残した。

F1アブダビグランプリ公式予選は、日本時間11月30日(日)22時から全3ラウンド、計1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットにて行われる。

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