スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール、2020年 70周年記念GPにてcopyright Ferrari S.p.A.

フェラーリ︰ルクレール8番手、ベッテル12番手…前戦より後退「疑いなく酷いパフォーマンス」F1-70周年記念GP《予選》2020

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スクーデリア・フェラーリは8月8日のF1-70周年記念GP公式予選で、シャルル・ルクレールがQ3進出を果たしたものの、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーにすら届かず8番手に終わり、セバスチャン・ベッテルに至ってはQ2敗退を喫して12番手に甘んじる結果となった。

同一コース、似通ったコンディションで行われた1週間前のイギリスGPよりも悪い結果に終わったという事実は、少資本で運営されるミッドフィールドのライバルチームの方が素晴らしい仕事をしたという証であり、その意味において今の跳馬は、もはやトップチームと呼ぶに相応しい存在ではないのかもしれない。先週末が予想を遥かに上回る素晴らしい展開であっただけに、この落差は重い。

スポーティング・ディレクターを務めるローラン・メキーズは、8番手と12番手という結果は「疑いなく酷いパフォーマンス」であると認め、1週間前よりも一歩後退したとの認識を示した。

Pos Driver Team Q1 Q2 Q3
7 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:27.154 1:26.523 1:26.534
8 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:27.427 1:26.709 1:26.614
9 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:27.153 1:26.642 1:26.669
12 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:27.612 1:27.078

フェラーリ:F1-70周年記念GP予選

シャルル・ルクレール予選: 8位, FP3: 6位

今日の仕事ぶりには間違いなく満足さ。マシンから最大限のパフォーマンスを引き出せたと思うからね。でも8番手は十分とは言えないし、結果には満足していない。

今のところ、先週末よりも苦戦しているし、ダウンフォースの水準をアグレッシブに設定しているから、決勝では更に苦しむ事になる。周りよりもダウンフォースが低い分、タイヤマネジメントで苦労するのは目に見えているからね。

ミディアムタイヤに関しては昨日よりも一歩前進することができ、そのおかげでミディアムでのQ3進出を果たせたと思うけど、ソフトタイヤに関しては昨日よりも一歩後退したみたいで、何かを失ってしまったように感じた。

ソフト側のデグラデーションはかなり厳しいから、僕らにとって明日のレースは先週の日曜日よりも難しいものになるだろうね。

セバスチャン・ベッテル予選: 12位, FP3: 13位

いろいろ試してみた結果、自分のラップは満足できるものになったけど、今日はこれ以上の結果は引き出せなかった。もっと速く走るためには、もっと多くのグリップが必要だ。

先週末よりもマシンを改善させてくれたエンジニアを祝福しなきゃならないけど、ストップウォッチ的には何も違いはなかった。どうやら行き詰まっているようだし、2台のマシンの間のギャップ(ルクレールとの差)と、12番手という結果にはガッカリしている。ただ、今の位置にいるのには理由があって、単純にスピードが足らないのが原因だ。

ポイントを争うのは難しいと思うけど、明日もベストを尽くすよ。


ポールポジションはバルテリ・ボッタス。2番手にルイス・ハミルトンが続き、メルセデスがフロントローを独占した。3番手はニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)という結果となった。

2020年 F1-70周年記念グランプリ決勝レースは、日本時間8月9日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストン・サーキットを52周する事でチャンピオンシップを争う。

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