ノリスが僅差でポール、角田はSQ1敗退「代償を払った」とメキーズ / F1サンパウロGP 2025《スプリント予選》結果と詳報

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2025年F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選(SQ)が11月7日に行われ、選手権首位のランド・ノリス(マクラーレン)がアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)をわずか0.097秒差で抑え、ポールポジションを手にした。角田裕毅(レッドブル)は18番手に終わり、SQ1で敗退した。

1ポイント差でチームメイトのノリスを追うオスカー・ピアストリは3番手。一方、奇跡的な逆転タイトルを狙うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、第1セクターで全体ベストを刻むも、最終6番手と苦戦した。

その結果、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が4番手、SQ2をトップタイムで通過したフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が5番手を確保した。アストンはダブルSQ3進出を果たし、ランス・ストロールも7番手をマークした。

角田裕毅、グリップ不足で苦戦

クラッシュによりFP1の半分ほどを失った角田は、SQ1で今週末初めてミディアムタイヤを装着。1回目のアタックでは最下位に沈んだ。一方、同じくミディアムでの初ラップでフェルスタッペンは、角田より1.246秒速いタイムを記録した。

角田はその後、一旦ピットに戻り、同じタイヤセットを履いて再びアタックを敢行。自己ベストは更新したものの、Q2進出には0.251秒届かず、17番手のリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)から0.026秒差の18番手でセッションを終えた。

無線では「全くグリップがない」と訴える場面もあり、2番手でSQ1を突破したフェルスタッペンとは0.717秒という大差がついた。

角田のSQ1敗退について、チーム代表のローラン・メキーズは、「今朝のフリー走行で走行時間を失った分の代償を払うことになってしまった。走行が限られるとドライバーは自信を削がれ、結果としてセッションをクリーンにまとめるのが難しくなる」とコメントした。

角田にとっては、スプリント本戦と予選・決勝に向けて立て直しが求められる非常に厳しい一日となった。

フェラーリ苦戦―トップ7に食い込めず

フェラーリはここまでレッドブル同様に苦しい週末を過ごしており、ルイス・ハミルトンは11番手でSQ2敗退に終わった。

シャルル・ルクレールはSQ2のチェッカーフラッグが振られる中、最終セクターでスピン。これによりダブルイエローが掲示され、複数のドライバーがアタックを中断せざるを得なくなった。

その結果、ルクレール自身は9番手に滑り込みSQ3進出を果たしたが、最終セッションではアイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)を抑えて8番手につけるのが精一杯だった。

中団勢は大混戦、0.1秒差に5台が密集

SQ3を懸けた争いは熾烈を極め、9番手ルクレールから13番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)まではわずか0.120秒に過ぎなかった。ハミルトンに次ぐ12番手にはアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が入った。

セッション直前に2026年のアルピーヌ残留が発表されたフランコ・コラピントは、注目を集めた一方でチームの期待に応える結果を残せず、16番手にとどまった。

また、体調不良でメディアデーを欠席していたカルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、最終アタックのターン1でフロントタイヤをロックさせ、エステバン・オコン(ハース)に次ぐ最下位20番手に沈んだ。


スプリントレースは日本時間11月9日(日)26時にフォーメーションラップが開始され、1周4309mのインテルラゴス・サーキットを24周する事でチャンピオンシップポイントを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2025年F1第21戦サンパウロGPスプリント予選リザルト

Pos No Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
14ランド・ノリスマクラーレン・メルセデス1:09.6271:09.3731:09.24320
212アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1:10.3811:09.5041:09.34016
381オスカー・ピアストリマクラーレン・メルセデス1:10.0171:09.4161:09.42819
463ジョージ・ラッセルメルセデス1:10.0481:09.3841:09.49516
514フェルナンド・アロンソアストンマーチン・メルセデス1:10.0111:09.3301:09.49612
61マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダRBPT1:09.9751:09.7071:09.58015
718ランス・ストロールアストンマーチン・メルセデス1:10.3261:09.6471:09.67115
816シャルル・ルクレールフェラーリ1:10.3241:09.7321:09.72519
96アイザック・ハジャーレーシングブルズ・ホンダRBPT1:10.0951:09.6081:09.77515
1027ニコ・ヒュルケンベルグザウバー・フェラーリ1:10.3331:09.7351:09.93515
1144ルイス・ハミルトンフェラーリ1:10.2241:09.81114
1223アレックス・アルボンウィリアムズ・メルセデス1:10.2751:09.81312
1310ピエール・ガスリーアルピーヌ・ルノー1:10.0971:09.85212
145ガブリエル・ボルトレートザウバー・フェラーリ1:10.2171:09.92312
1587オリバー・ベアマンハース・フェラーリ1:10.0661:09.94612
1643フランコ・コラピントアルピーヌ・ルノー1:10.4416
1730リアム・ローソンレーシングブルズ・ホンダRBPT1:10.6665
1822角田裕毅レッドブル・ホンダRBPT1:10.6926
1931エステバン・オコンハース・フェラーリ1:10.8726
2055カルロス・サインツウィリアムズ・メルセデス1:11.1206

コンディション

天気晴れ
気温19℃
路面温度34℃

セッション概要

グランプリ名 F1サンパウロGP
セッション種別 スプリント予選
セッション開始日時

サーキット

名称 インテルラゴス・サーキット
設立 1936年
全長 4309m
コーナー数 15
周回方向 反時計回り

F1サンパウロGP特集