ベッテル – 圧巻!時速270kmでのサイドバイサイド「リスクあるオーバーテイクは最高」2017年F1中国GP決勝後コメント
開幕からの2連勝とはならなかったフェラーリのセバスチャン・ベッテル。レース序盤のバーチャル・セーフティーカーが、ベッテルのポジションを2位から6位と大きく落としたのにも関わらず、そこから真っ向勝負で2位にまで返り咲いたのには、流石4度のワールドチャンピオンと言う他ない。F1中国GP決勝レースを振り返ってベッテルがコメントを発表した。
ベッテル:F1中国GP決勝レース後コメント
セバスチャン・ベッテル
決勝:2位, 予選:2位
「今日の結果は満足いくものだったよ。レースはすごく楽しかった。スタート時のコンディションは難しくて、その時は何が起こるか予想できなかったよ。ちょっとコンサバすぎたかもしれないね。路面が乾いてきたからスリックタイヤに履き替えてアドバンテージを得ようとしたんだけど、運は味方せずすぐにセーフティーカーが入ってしまったんだ。その時はまだゴールまでかなりあったから、このタイヤ交換が最終的な結果にどれほど影響を与えたかについては何とも言えないけど、多分影響しただろうね」
©SkyF1Insider サイド・バイ・サイドの勝負を演じるベッテルとリカルド
「そこからは自分の仕事をしたよ。一瞬リカルドのタイヤと接触したよね。DRSを使った楽な追い抜きじゃなくて犠牲を払うオーバーテイクは大好きだよ。だけどその時はすでにルイスに差を広げられてしまっていたんだ。エンジニアに、彼を捕まえるためにはどのくらいのペースが必要か聞きながら攻め続けたんだけど。ペースは拮抗していたと思う。ある時はルイスの方が速かったし、別のある時には僕が速かった。バーレーンでもメルセデスと戦うことができれば良いニュースになるよね。僕らはまだ改善していくよ」
2017年中国GPの詳しい模様と結果については「F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト」を参照いただきたい。