
あなたの作品がF1を彩る!レーシングブルズ、世界の才能を発掘へ…選考には角田裕毅も「Creator Platform」始動
F1は今や単なるレースを超え、カルチャーとしての側面を強化し、ライフスタイルそのものへと進化しようとしている。このような状況を背景に、レーシング・ブルズは2025年シーズンに向けて、世界中の才能あるクリエイターを発掘し、F1の魅力を新たな視点で発信するプロジェクト「Creator Platform」を再始動する。
世界中のクリエイターにチャンスを提供
「Creator Platform」は、フォトグラファー、ビデオグラファー、DJ、デザイナーなど、多様な分野のクリエイターがF1の舞台で才能を発揮する機会を提供するプロジェクトだ。
選出されたクリエイターは、F1の世界に直接飛び込み、自らの視点でその魅力を伝えることができる。角田裕毅やアイザック・ハジャー、さらにはチームパートナーの活動を題材に、各クリエイターは独自のストーリーを描くことが可能だ。
選ばれた作品は、グランプリウィークを通してレーシング・ブルズの公式プラットフォームでF1ファンに届けられる。
昨年は、マイアミ、モナコ、シンガポールGPで選ばれたクリエイターが写真や映像、デザインを通じてRB(現レーシング・ブルズ)の世界観を表現した。
「Garage Sessions」で音楽とF1が融合
2025年シーズン、レーシング・ブルズは音楽とF1を組み合わせた新プロジェクト「Garage Sessions」を開催する。
各グランプリ開催地で地元のアーティストを招き、特別な音楽イベントを実施。DJやミュージシャンが登場し、F1と音楽カルチャーを融合させる場を提供する。
最初の「Garage Sessions」は、3月13日(木)、オーストラリアGP開催週のメルボルン「Sub Club」で実施される。無料チケットとドリンクが用意されており、現地ファンにとって見逃せないイベントとなる。
レースポスター企画 – あなたのアートがF1を彩る!
さらに、「Race Posters」企画では、毎レースウィークごとに1名のデジタルクリエイターを選出し、レーシング・ブルズの公式ポスターをデザインする機会を提供する。
選ばれた作品はチームの公式プラットフォームを通じて世界中に発信され、F1ファンの目に触れることになる。
参加方法と詳細情報
応募方法などの詳細については追って発表される。選考プロセスには、角田裕毅やハジャーも参加する。
レーシング・ブルズのピーター・バイエルCEOは、「F1は進化し続けており、ファンのスポーツ体験も変化している。我々は、新たな視点を持つクリエイターを迎え入れ、F1の魅力を伝える場を提供したいと考えている」とコメントした。
また、レッドブル・テクノロジーのCMO、オリー・ヒューズも「このプラットフォームは単なるコンテンツ制作の場ではなく、クリエイターコミュニティの形成を目的としている」と意気込みを語った。
F1は単なるレースではなく、カルチャーとしての価値を高め、より多くの人々に愛されるライフスタイルへと変貌を遂げようとしている。レーシング・ブルズの「Creator Platform」や「Garage Sessions」の取り組みは、その象徴ともいえる。
2025年シーズン、レーシング・ブルズやF1がどのように新しいカルチャーを生み出していくのか。今後の展開に注目が集まる。