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F1レギュレーション解説「DRS編」
F1レギュレーションの中からドラッグ・リダクション・システム=DRSに関連する規定の要点を以下にまとめる。
DRSに関する主なルール
- DRSの使用はドライバーの直接的入力によってのみ稼働できる
- 悪天候の場合または、DRSゾーンにイエローフラッグが出ている場合には、レースディレクターはDRSの使用禁止命令を出すことができる
- 練習中および予選中は指定されたDRSゾーン内で自由にDRSを起動できる。ただしQ1、Q2またはQ3のいずれかでDRSが禁止された場合は、当該セッション終了時までその効力が継続される。
- 決勝レースにおいて、レーススタート後及びセーフティカー離脱後の最初の2周はDRSの使用が禁止される。ただしヴァーチャル・セーフティーカー後は直後に有効となる。
- 決勝レース中は、DRS検出ポイントで前方マシンとのタイム差が1秒以内の時に(ダッシュボードのライトに表示される)DRSの使用が可能
- DRS作動後、最初にブレーキを使用した段階でDRSは自動的に閉じられるものとする
手短に2022年のF1レギュレーションを知りたい方は「2022年F1ルール主要変更点のまとめ」を、より詳しくルールの全体像を知りたい方は「F1ルール完全網羅版」を参照されたい。