Courtesy Of Ferrari S.p.A.
F1日本GP予選:FIA、4位ルクレール含む指定タイム超過3名の調査結果を発表
F1日本GPのスチュワードは9月23日(土)の公式予選を経て、指定ラップタイムを超過したシャルル・ルクレール(フェラーリ)を含む3名の調査を行い、お咎めなしとする決定を下した。
F1レースディレクターを務めるニールス・ヴィティヒは予選に先立ち、他車の走行妨害となり得る「不必要な低速走行」を防ぐべく、セーフティーカー(SC)ライン間の指定タイムを1分54秒0に設定した。
これによりドライバーは、インラップとアウトラップを含むあらゆるラップを1分54秒0以下で走行する事を義務付けられたが、ルクレールとアルファロメオの周冠宇とバルテリ・ボッタスはこれよりも遅いタイムでラップを走行した。
マーシャリング/ポジショニングデータ、計時データ、車載映像、CCTVカメラの検証を経て、エンリケ・ベルノルディを含む4名の競技審判団は全てのケースにおいて、各ドライバーが他車の走行の妨げにならないように減速した結果、タイムを超過したと判断した。
よって「不必要に低速で走行」したわけではなく、タイムを超過したのは「適切な行動」によるものだとして、これ以上の措置を取らないと発表した。