角田裕毅を自宅での夕食会に招待するピエール・ガスリー(アルファタウリ)、2022年11月20日F1アブダビGP
Courtesy Of AlphaTauriF1@Twitter

角田裕毅、悲願成就!去るピエール・ガスリーから”遂に”自宅ディナーのご招待…ブロマンスは終わらない

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ピエール・ガスリーが自宅に誘ってくれない、住所を教えてくれない…と1度や2度ならず、3度も4度も訴え続けてきた角田裕毅の悲願が、別れの時を迎えて遂に成就した。

ガスリーは11月20日(日)のレースを以てアルファタウリでのコース上での職務を終了。フェルナンド・アロンソの後任としての移籍に向けて、22日(火)のポストシーズンテストで早速アルピーヌのドライバーとしてA522のステアリングを握る。

F1アブダビGPの開幕を前にファンの前でマイクを握るアルファタウリの角田裕毅とピエール・ガスリー、2022年11月18日ヤス・マリーナ・サーキットにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

F1アブダビGPの開幕を前にファンの前でマイクを握るアルファタウリの角田裕毅とピエール・ガスリー、2022年11月18日ヤス・マリーナ・サーキットにて

F1アブダビGPでの今季最終戦を終えて2人は、綺羅びやかに浮かび上がる夜のヤス・マリーナ・サーキットを背景に、ファンに向けたレース後恒例のメッセージを収録した。

角田裕毅と過ごした過去2シーズンについてガスリーは「超楽しかった」として、チームメイトとしての関係はキャリアの中で「ベスト」だったと認めた。また「僕はいなくなるけど、来シーズンからはユーキがチームで輝く番だ」とも語った。

角田裕毅はガスリーを「特別なチームメイト」だとして、別れは「本当に寂しい」と語った。

チームメイトとしての関係はこれでひとまず終わりを迎えるが、両者は来年もグランプリ週末には必ず顔を合わせる事になる。

角田裕毅は来年の全戦でアルピーヌのドライバーズ・ルームに押し掛けるつもりだと明かし、ファンに対して「心配しないで! 僕らはブロマンス(男同士の友情)を続けていくつもりだから。彼は来年もグリッドにいることだしね。残念ながら!」と語った。

最後にガスリーは「良い知らせがあります!自宅でのディナーに招来されましたー!」と角田裕毅の手を取り「ようやくだな!2年越しだ。でも飯は作れよ」と付け加えた。