アルファタウリF1、ガスリーの長年の貢献に感謝し将来の活躍を祈る「決して忘れはしない」とフランツ・トスト代表
スクーデリア・アルファタウリのフランツ・トスト代表は、2022年シーズンの最終アブダビGPを以てチームを去るピエール・ガスリーの長年に渡る貢献に感謝すると共に、アルピーヌでの活躍を祈った。
F1日本GPの2日目を迎えた10月8日(土)朝、両チームからの契約発表が行われた。2014年にジュニアチームに加わったガスリーにとって、これは9年間を共に過ごしたレッドブルとの別れを意味する。
アルファタウリの指揮官は、ガスリーの後任としてニック・デ・フリース起用を発表するに際して「スクーデリア・アルファタウリはピエールと共に大成功を収めてきた」と述べた。
「我々は彼のモンツァでの素晴らしい勝利と、ブラジルとアゼルバイジャンでの表彰台を決して忘れはしない」
「この数シーズンに渡ってピエールがチームに注いでくれた努力に感謝するとともに、彼の将来の成功を願っている」
アルファタウリは角田裕毅とデ・フリースという新しいドライバーラインナップで2023年シーズンに挑むことになる。
「ニックと共に新しい旅をスタートできることを嬉しく思う。スクーデリア・アルファタウリはニックの加入を心から歓迎する」
「彼はこれまでに参戦したすべてのカテゴリーで勝利を収め、多くのレースとチャンピオンを勝ち取ってきた非常に高い技術を持ったドライバーだ」
「彼の最たる成功はフォーミュラE世界選手権でのチャンピオン獲得だが、これは彼がF1のシートに値する非常に競争力あるドライバーであることの明確な証拠だ」
「彼が我々のクルマに乗るのを楽しみにしているし、ユーキとニックと共に2023年に向けて非常に強力なドライバーラインアップが出来上がると確信している」