ピエール・ガスリー「メルセデスの2台を引き離せたし、本当に良い仕事ができた!」6番グリッドから5戦ぶりの入賞へ
スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは6月11日のF1アゼルバイジャンGP公式予選でメルセデスの間に割って入る6番手タイムを刻み、今シーズンの自身及びチームにとっての予選最高成績を収めた。
力強い予選を終えてガスリーは「今シーズンのベスト予選だね。メルセデスの2台を引き離せたし、本当に良い仕事ができたよ! チームの事を思うと僕も嬉しい」と笑顔を見せた。
ファエンツァのチームは今年、時折、印象的なパフォーマンスを発揮するものの、昨年比で考えれば明らかに相対的な競争力を落としている。
だが、低ドラッガー優位のバクー市街地コースでは、オープニング・セッションから好調で、チームメイトの角田裕毅共々、快調に飛ばしてきた。
ガスリーは前にジョージ・ラッセル、後ろにルイス・ハミルトンという6番グリッドから、第3戦オーストラリアGP以来、5戦ぶりとなるポイント獲得を目指してレースに臨む事になる。
チャンスを活かせるポジション
ピエール・ガスリー予選: 6位 / FP3: 7位
めちゃくちゃ嬉しいよ。僕にとって今シーズン最高の予選になった。これ以上は望めないし、今日は2台揃ってトップ10に入ることができた。
チームは素晴らしい仕事をしてくれた。マシンはここで本当に上手く機能しているし、僕らにとって本当に力強い予選になった。
去年、表彰台に上がったように、ここバクーではすべてが可能だ。本当に容易にミスをしていまうコースだし、大抵の場合、レースは赤旗だらけになる。上位勢に何かがあった際に、活かせるスタートポジションを確保できて良かった。
他のチームが2セットなのに対して、僕らはハードタイヤが1セットだから、これから戦略を練らなきゃならないけど、今日の全体的なパフォーマンスには本当に満足だよ。
2022年F1アゼルバイジャンGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が4戦連続となるポールポジションを獲得した。最前列2番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が並ぶ。角田裕毅(アルファタウリ)は8番手から入賞を目指す。
決勝レースは日本時間6月12日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6,003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。