Courtesy Of Alfa Romeo Racing
F1オーストラリアGP、FP3を前に急きょDRSゾーンを1つ撤去
F1の統括団体、国際自動車連盟(FIA)は4月9日(土)のF1オーストラリアGPフリー走行3を前に「安全上の理由」からターン8~9間に新たに設置された4つ目のDRSゾーンを取り除いた。
F1は2022年のメルボルンでのレースに向けて、大体的なレイアウト改修と合わせてアルバート・パーク・サーキットに4つ目のDRSのゾーンを追加した。1つのコースにおけるDRSの数としては、2011年のアジャスタブル・リアウィング導入以来、史上最多となった。
だがレースディレクターのニールス・ヴィティヒは土曜の最終プラクティスを前に「安全上の理由から、今大会の残りの期間、DRSゾーンを3つに減らすこととする」とチームに通達した。
「安全上の理由」が懸念されるに至った理由については触れられていないが、初日フリー走行ではメルセデスやフェラーリを含む多くのマシンがこの区間でポーパシングに見舞われていた。