バランスに苦戦したピエール・ガスリー「腕が短すぎてステアリングが回しきれない」発言の意図を説明
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは8日のF1トルコGP初日フリー走行中に「腕が短すぎてステアリングが回しきれない」と間接的な表現で何某かに不満を訴えていた。
9番手タイムに甘んじたFP1を経て、イスタンブール・パークでの午後のセッションに臨んだガスリーは最終的に8番手と一つポジションを上げたものの、ターン6でスピンを喫する場面もあり、チーム無線で興味深いフレーズを口にした。
Roses are red
Lemons have peel#TurkishGP 🇹🇷 #F1 @PierreGASLY pic.twitter.com/jqr7OEWDlv— Formula 1 (@F1) October 8, 2021
クルマを降りたガスリーは例のメッセージについて「アンダーステアが酷くてバランスが悪かったから、それを説明するために言ったんだ」と説明した。
「今のところは洗いざらい分析しなきゃならない状況だ。バランスがリミットファクターになっているのは僕らだけじゃないと思うけど、よりスピードを上げていくためにバランスを改善しなきゃならないのは確かだ」
ポジションを上げていくために蹴散らすべき相手はFP2で6番手につけたランド・ノリス(マクラーレン)と、7・8番手に並んだフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンのアルピーヌ勢だ。
「今日は調子が悪く9番手だったから、明日は絶対に良い結果を出したいと思っている」とガスリーは続ける。
「(アルピーヌを)打ち負かすべく頑張るよ。コンマ1秒の僅差だし、明日に向けてその分のペースを見つけるべく取り組んでいくつもりだ」