ピレリのヘッド・オブ・カーレーシングを務めるマリオ・イゾラ
copyright Pirelli & C. S.p.A.

F1トルコGP決勝当日にピレリのマリオ・イゾラがCOVID-19で陽性

  • Published: Updated:

ピレリは11月16日(月)、F1部門及びモータースポーツ部門の責任者を務めるマリオ・イゾラが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性反応を示した事を明らかにした。

これはF1トルコGP決勝当時の11月15日(日)に行われたF1が実施するルーティーンの検査において確認された。ピレリによるとマリオ・イゾラに目立った症状はなく現在隔離されており、現地の医療ガイドラインに従って今後イタリア本国に戻る予定だという。

なお濃厚接触者に対して再検査が行われたが、いずれも陰性と報告されている。

マリオ・イゾラは「心配してくれてありがとう!幸いにも症状はなく私は元気だ。すぐに戻ってくる」と語った。

ピレリF1の顔であるマリオ・イゾラは、18歳の時から50歳となった今に至るまで、オフの時間を費やして地元ミラノで救急車の運転手並びに救急救命士としてボランティア活動に従事している。

イスタンブール・パーク・サーキットでのグランプリ週末に関しては、ウィリアムズの代表代行を務めるサイモン・ロバーツが同じくCOVID-19検査で陽性となり、現地入りを断念して本拠イギリスからリモートで指揮を執っていた。

F1トルコGP特集