ピエール・ガスリー、2番手でバルセロナテスト締め括る「開幕戦に向けてかなりの自信を得た」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2月27日(木)に行われた2020年F1バルセロナテスト5日目のセッションで、トップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)から0.255秒遅れの2番手タイムを刻み、トータル139周を単独で走り込んだ。
この日は午前・午後ともにガスリーがAT01をドライブ。午前中はダンブコンディションが響いて35周目と控えめであったが、午後は精力的に走り込み、ショートランとレースシミュレーションを実施しながら一日を通して139周を重ねた。最終盤にはC5タイヤで好タイムをマークし、開幕戦前の最後の走行を前向きに締め括った。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エジントンは、午前中の半分近くをガレージ内で過ごした点について「エアロデータを収集するため路面が改善するまで待機していた」と説明し、その分の遅れは概ねリカバーできたと明かした。
明日のテスト最終6日目は、ダニール・クビアトが終日に渡って走行を担当する。
開幕戦に向けてかなりの自信を得た
ピエール・ガスリー順位: 2位, 周回数: 139
充実した凄く良い一日になったと思う。午前中はトラックが濡れていたため、予定していた作業の大部分を午後に繰り越さなきゃならなかったけど、昼休み後の午後のセッションではレースシミュレーションをこなして100周以上走れたし、クルマをよりプッシュする事も出来たから本当に良かった。
風が強かったから先週に比べると少し難しいコンディションで、ドライブするのに苦心した場面もあった。まだ幾つか改善点が残ってるけど、僕にとってはまずまずのテストだったと言える。マシンの感触は凄く良いし満足だ。
メルボルンはバルセロナとは全く違うコースだから調子に乗るにはまだ早いけど、開幕戦に向けてかなり自信を得ることができた。
2020年F1バルセロナテスト最終6日目のセッションは、2月28日(金)現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットで開催される。