F2チャロウズのファン・マヌエル・コレア
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F2事故のコレア、昏睡状態から覚醒…足切断を拒否し 29日に大手術

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ファン・マヌエル・コレアが昏睡状態から完全に覚醒し、今週頭に英国ロンドンの整形外科病院へと搬送された。一時は誘発的昏睡状態に置かれ、体外式膜型人工肺(ECMO)によって生命を維持していたコレアだが、今は覚醒状態にあり、今週末29日日曜に足の手術を受ける。

20歳のアメリカ人ドライバーは、スパ・フランコルシャンで行われたFIA-F2選手権ベルギーでのクラッシュに巻き込まれ、両足骨折と脊椎損傷を負った。地元大学病院で手術を受けた後、専門治療のために渡英したものの容態が悪化。合併症に見舞われ急性呼吸不全に陥った。余談許さぬ状況が続いていたが、この程危機的な状況を脱したようだ。

家族が9月27日に発表した最新の声明によると、肺の容態は「予想よりはるかに早く回復」しているとの事で、担当医師らは「彼の回復力と強靭な意志に感銘を受けている」との事だ。

最大の懸念事項は足の状態であるが、事故直後の応急的な処置を受けて以降、一切の手当が行えない状況が続いており、意識を回復したコレアに対し医師団は、切除することを選択肢として提示したものの、コレアはこれを拒否。10時間以上に及ぶと予想される日曜の手術では、足の保存を優先として、可能な限りこれを残す方向で執刀が行われる。

足の怪我の容態は「深刻」であり、手術そのものは「非常に複雑」とのことだが、声明では「執刀医はこの分野の最高権威であり、これまでの急速な回復の傾向から判断すれば、慎重ながらも楽観している」としている。