2019年インディカー第7戦シボレー・デトロイトGPレース1の公式予選が6月1日(土)にベル・アイル・パークで行われ、アンドレッティ・オートスポーツのアレキサンダー・ロッシがポールポジションを獲得した。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は9グリッドという結果だった。

デトロイトGPは土日2連戦であるため、通常のロード及びストリートコースの予選とは異なるダブルヘッダ専用の予選フォーマットが適用される。各日の午前中に2グループに分けての12分のセッションが行われ、全体の最速を記録した者がポールポジションを獲得。ポールシッターを有するグループが奇数グリッドに、そうでないグループが偶数グリッドに付く。

ロッシとは異なるグループで最速を刻んだのは、チーム・ペンスキーのジョゼフ・ニューガーデン。1列目の外側2番グリッドからレースをスタートする。各グループの最速タイムを記録したドライバーには、1ポイントの得点が与えられた。この結果ニューガーデンは、先週末のインディ500を制してポイントリーダーに浮上していたシモン・パジェノーと同一ポイントに並んだ。

佐藤琢磨はロッシと同じグループ2。自己ベストは1分15秒3134と、ポールシッターのロッシに対して1.1145秒遅れた。2列目を選挙したのはチップ・ガナッシ・レーシングの2台。スコット・ディクソンが3番手、フェリックス・ローゼンクビストが4番手を獲得した。

デトロイトの決勝レース1は、日本時間6月2日(日)早朝4時よりGAORA SPORTSで生中継される。視聴には、スカパーやひかりTVとの契約が必要となる。

デトロイト1予選順位結果