5月24日現地午後、第6戦F1モナコGP木曜2回目のフリー走行がモンテカルロ市街地コースで行われ、レッドブルのダニエル・リカルドが1分11秒841を記録、FP1に引き続きトップに立った。2番手はマックス・フェルスタッペン、優勝候補筆頭のレッドブルがFP1とFP2で1-2を決めた。

レッドブルの後にはフェラーリとメルセデスが交互に名を連ねた。3番手は0.57秒遅れでセバスチャン・ベッテル、4番手は0.69秒遅れのルイス・ハミルトン。キミ・ライコネンが5番手、バルテリ・ボッタスが6番手と続いた。レッドブルと後続の2チームとのギャップは大きく開いた。

一発のタイムではレッドブルが圧倒した一方、ロングランではこれが幾らか逆転した。ハイパーソフトでのロングラン平均ペースは、ベッテルが15秒後半、メルセデスの2台が16秒フラット、フェルスタッペンが16秒2程度。とは言え、ここは抜けないモンテカルロ。予選リザルトが何よりも重視される。

トロロッソ・ホンダ勢はブレンドン・ハートレーが11番手、ピエール・ガスリーが14番手という結果に終わり、ハートレーが2セッション連続でチームメイトを上回った。ベスト・オブ・ザ・レスト先頭につけた7番手ニコ・ヒュルケンベルグとハートレーとの差は0.1秒。土曜の予選は、僅かな差がQ3進出の明暗を分ける大接戦となりそうだ。

木曜午後のモンテカルロは気温22℃、路面温度38℃と午前よりもやや暖かくなり、路面の改善も手伝って各チームともにラップタイムを大きく伸ばした。カジノ広場とミラボーの間（ターン4と5の間）の区間にある排水口の蓋が緩んだため、セッション開始30分のところで赤旗中断。修復のために全車ピットイン、アーク溶接機によって再溶接が行われる場面もあった。

ブレーキの問題によって午前のセッションでP17に沈んだフェルナンド・アロンソは計42周を走破し9番手。チームメイトのストフェル・バンドーンはこれを上回り8番手と、マクラーレンの2台がともにトップ10に入れ込んだ。

F1モナコGP 3回目のフリー走行は、日本時間5月26日(土) 19時からスタートする。

2018年F1第6戦モナコGPフリー走行2（FP2）リザルト

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