MCL33のコックピットに座るストフェル・バンドーン
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マクラーレン、電気系統と油圧のトラブルに苦しむも「心配なし」と楽観的 / 第二回 F1バルセロナテスト初日

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第二回合同テスト初日、先週に引き続き信頼性に端を発するトラブルがマクラーレンを襲った。6日(火)、2018年マシン「MCL33」は3度も停車するトラブルに見舞われ、2度の赤旗中断の原因となった。

グリーンフラッグが振られた午前9時、インストール・ラップを完了したストフェル・バンドーンはピットレーン走行中に電力を失いマシンストップした。その一時間後、同様の問題によって今度はコース上で停車した。午前中の走行は僅かに7周、厳しい出だしを迫られた。いずれも電気系統のトラブルであった。

信頼性不足は午後も留まらなかった。昼休み直後の幾らかの時間は周回数を稼いだものの、現地16時に再びマシンストップ。2時間強を残してバンドーンの一日は早々に終了した。発表によると午前とは別の問題が発生していたようで、オイルリークのトラブルだったという。

チーム代表のエリック・ブーリエは、「望んでいた一日とはならなかったが、今日直面した問題については過度に心配してはいない」と述べ、些細なマイナートラブルであると主張した。マクラーレンは先週、ホイールナットとエキゾースト周りのトラブルのために、多くの走行機会を失っている。

走行が制限された厳しい一日

ストフェル・バンドーン12位, 1分21秒946

トラブルのために走行が妨害されてしまい厳しい一日になってしまった。トラック上で何度か止まってしまったよ。明日に向けての準備を確実なものとするために、問題の対処に取り組んだ。いずれのトラブルも特に深刻というわけじゃないが、修復にかなりの時間を取られてしまった。そのため、計画通りにプログラムを消化できなかった。

風が吹いていたせいで午後のコンディションはかなり厄介だった。そのため、タイムはあまり実態を反映したものとは言えない。問題が解決している事を祈ってるし、明日はもっと生産的な一日になることを願うよ。

第二回テスト初日 順位結果