フェルナンド・アロンソ
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インディ500特別カラーでアメリカGPに挑むアロンソ「ポイント獲得は可能だし、楽観視してる」

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フェルナンド・アロンソは、週末に控えた第17戦F1アメリカGPでの入賞は十分に可能と語り、オースティンでのレースでマクラーレン・ホンダにポイントを持ち帰る事を目標に掲げた。

アロンソは今季F1モナコGPを欠場してアメリカはインディアナポリスで世界三大レース”インディ500″に出場、結果こそホンダエンジンのトラブルによるリタイヤであったが、フォーミュラ1とはファンも雰囲気も空気も異なる北米大陸のトップフォーミュラを心から楽しんだ。

初のオーバルコースに挑戦したアロンソは、黒とオレンジと黄と青のストライブ柄のスペシャルヘルメットを用意して500マイルレースを戦った。今週末のアメリカGPでは同様のヘルメットを特注するとともに、レーシングシューズも同じカラーリングのものを使用する。

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イタリアでのグランプリを終えアジアラウンドに挑んだアロンソは、2戦連続でチームメイトが7位入賞を果たす中、入賞圏内に食い込めず遅れを取る事になった。だがアロンソは、結果こそ示せていないものの、部外者が知り得ないバックヤードでは良い兆候が見られており、チームは勢いづいているという。

アメリカグランプリを前に、アロンソが意気込みと抱負を語った。

米国での入賞の可能性は十分にある

フェルナンド・アロンソ

ここ数戦はパッケージが改善しているにも関わらず、その成果を示せなくて悔しいよ。でも、またアメリカに帰って来れて今は凄くワクワクしてるんだ。今年の夏はここアメリカでインディ500を全面的に楽しんでいたからね。ファンは信じられないほど熱狂的で情熱的なんだ。

COTA(Circuit Of The Americas)は本当に楽しいサーキットだよ。全てのセクターが全部違う感じだから、各々のセクターの特性に合わせたセットアップをしなきゃならないという点において、メチャクチャ妥協が必要なんだ。それがここでのチャレンジを他とは違ったものにしてるんだよ。ここ最近のサーキットよりもコース幅が広いから、オーバーテイクのチャンスは多いよ。日曜の決勝ではガンガン追い抜いていきたいね。

アメリカには良い思い出がいっぱいあるし、ここで過ごす時間をいつも心から楽しんでるんだ。タイムシート上では結果を出せてないけど舞台裏では一致団結してるから、オースティンでもこの勢いを発揮していきたいね。全てをまとめ上げる事ができれば、ポイント獲得だってできるはずさ。ここでのレースは色んな要素が絡み合ってくるし、何が起きても不思議じゃない所だからね。

過去数年間のアメリカGPでは、トラック上かどうかを問わず多くのドラマがあったよね。チャンスを最大限に活かせれば良い週末が送れるはずだから、僕は楽観視してるよ。


2017年F1アメリカGPは、日本時間10月21日(土)0時からのフリー走行で幕を開ける。舞台となるのはテキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。

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