F1アメリカGPは罰則乱舞!初陣ハートレー、バンドーン、ヒュルケンベルグに計50グリッド降格ペナルティー

ブレンドン・ハートレーcopyright Getty Images / Red Bull

2017年のF1アメリカGPは、グリッド降格の嵐となりそうだ。現行レギュレーションでは、規定数以上のエンジンコンポーネントを交換すると、当該ドライバーに対して決勝でのグリッド降格が言い渡されるルールとなっている。

スーパーフォーミュラ最終鈴鹿に参戦するためトロ・ロッソを離れたピエール・ガスリーの代役を務めるブレンドン・ハートレーは、F1デビュー戦となるオースティンのレースで25グリッド降格となる見込みだ。ハートレーのマシンには、6基目のICEとMGU-H、そして5基目のESとCEが搭載される。

ハートレーがステアリングを握るのは元々ダニール・クビアトが乗っていたマシン。アメリカで再びトロ・ロッソに舞い戻ったクビアトが、何故カルロス・サインツが乗っていたマシンに乗るのか謎に包まれていたが、その理由がハッキリしたと言えそうだ。チームはクビアトの方がポイント獲得の可能性が高いと考えている。

初日FP1を5番手タイムで終えたマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、8基目のICEで5グリッド降格となる。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは6基目のMGU-Hと5基目のICE及びターボチャージャーの交換によって20グリッドの降格が科せられる。

まだ決定事項ではないものの、レッドブルのマックス・フェルスタッペンのエンジンもマイレージが溜まっており、場合によっては追加コンポーネントが投入される可能性がある。FP1ではエンジン不調に手こずっていた。

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