レースエンジニアのマッティア・スピーニと会話するトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、2019年F1アメリカGP決勝レースにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

2周連続で入賞圏外に脱落…スチュワードに苛立ちぶつけるクビアト「糞ったれ」F1アメリカGP《決勝》

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トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、入賞圏内の10番手でフィニッシュしたものの、レーシングポイントのセルジオ・ペレスとの接触の件で5秒ペナルティを科され、最終12位に降格となった。レースを振り返ったクビアトは「本当に苛立たしく思ってるし、ガッカリだ」と不満をあらわにした。

クビアトはラスト2周のターン15でイン側に飛び込んだ。ワイドに膨らんだクビアトのマシンはアウト側のペレスをコース外に押し出す格好となり、両者は次のコーナーに向けて並走。ターン16から18へと続く高速の左コーナーでクビアトが前に出た。

テクニカルディレクターを務めるジョディ・エジントンは「ダニーのレースは終盤にようやくまとまり始めたが、残り2周というところでターン12に黄旗が出てしまい、前を交わして10番手を得るチャンスが限られてしまった。ペレスに対する彼の動きはアグレッシブ過ぎたとみなされ、5秒のタイムペナルティが科せられポイントから外れてしまった」と説明した。

レースを終えたクビアトはZiggo Sportとのインタビューの中で「糞ったれだしデタラメだし、本当に信じられない」と語り、スチュワードに対する怒りをぶつけた。

「スチュワードは完全に…訳が分からないよ。言葉がない。馬鹿げてる。本当に馬鹿げてるよ。僕はただイン側に回っただけで、彼の方がドアを閉めたんだ。でもそれは普通の事さ。その後僕らは接触し、僕はアウト側から彼を追い抜いた。全く受け入れられない」

クビアトは前戦メキシコGPの最終周でも接触事故の当事者となり、ペナルティを科されて入賞圏外に脱落している

ペナルティを下したスチュワードに苛立つ

ダニール・クビアト決勝: 12位, グリッド: 13番手

厳しいレースだった。今日は直近のライバル勢と比較して少しペースが不足していたし、普段のレースよりも多くのタイヤを使わなきゃならなかったから、何が原因だったのかを詳しく分析しなきゃならない。そんな状況ではあったけど、頑張った結果、ラストラップで10番手で走り終える事ができた。

(ペレスとの接触について)激しかったかもしれないけど、動きはフェアだったと思う。僕らが見たいのは、ペナルティによって結果が変わってしまうようなレースじゃなく、コース上で決着をつけるレースだ。今シーズン見てきたようなね。

今回のペナルティについては本当に苛立たしく思ってるし、同時に失望している。だって、このスポーツにこんな形のペナルティは必要ないはずだからね。


2019年F1第19戦アメリカグランプリ決勝レースでは、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウインを果たしたが、圧倒的なポイント差でランキングをリードするルイス・ハミルトンが2位でフィニッシュし、自身6度目のワールドチャンピオンを獲得した。3位表彰台にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。

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