険しい表情のダニール・クビアト、2019年F1メキシコGP決勝レース前のグリッドにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ダニール・クビアト、罰則裁定に憤慨「納得できない。聞いていた話と違う」F1メキシコGP《決勝》

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F1メキシコGP決勝レースを終えたトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは「納得できない。聞いていた話を違う」と述べ、レース後に科せられたペナルティに真っ向から不満をぶつけた。

9番グリッドスタートのクビアトは、9周目という非常に早いタイミングでピットイン。18番手にまで後退したものの、21周目に入賞圏内の10番手にまでポジションを戻すと、レーシングポイント及びルノー勢と、激しいポジション争いを演じた。

迎えたファイナルラップの最終コーナーでは、前走のニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)のイン側に飛び込み接触。挙動を乱したヒュルケンベルグはアウト側のウォールにクラッシュし、クビアトは9位でチェッカーフラッグを受けた。だが、レース後の審議で10秒ペナルティが科された結果、入賞圏外の11位へと転落した。

当のヒュルケンベルグは「一件について言うことは特にないよ。グリップがなく、ダニールに押されてしまった。大きくスピンするほどではなかったけどね。少しポイントを失ってしまって残念だ」と、多くを語ろうとはしなかったが、シリル・アビテブール代表はクビアトの動きについて「”ダーティー”に戦いを仕掛けてきた」と表現した。

罰則裁定に憤慨「聞いていた話と違う」

ダニール・クビアト決勝: 11位, グリッド: 9番手

スタートタイヤが中古のソフトだったわけで、今日が難しいレースになる事は予め分かっていたけど、それでもポイント獲得の望みは決して少なくはなかった。状況を考えれば、今日は本当に力強いレースだったと思う。今週は、ある意味、予選を優先してその分レースを妥協する形になってしまったからね。

最後の接触でのペナルティー裁定は、かなり腹立しい。僕らは、(レースコントロールから)レースをして良いって聞かされていたんだからね。それに、僕はレーシングドライバーなんだ。ペナルティには同意できない。ニコ(ヒュルケンベルグ)はポジションを守る立場で、僕は攻める側だった。よくあるレーシングアクシデントさ。特に、最終周の最終コーナーではあれば尚更ね。

とは言え、こうやって週末を終えて、凄く大きな手応えを掴めたよ。金曜のプラクティス、予選、そして決勝レースと、僕としては全てのセッションで良いパフォーマンスを発揮できたからね。来週のオースティンでのレースが今から楽しみだよ。


2019年F1第18戦メキシコグランプリ決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが通算83勝目を上げ優勝。2位はセバスチャン・ベッテル、3位はバルテリ・ボッタスという結果となった。

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