F1ドイツGPのフリー走行に向けてガレージ内で準備をするトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト
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F1メキシコGP:トロロッソ・ホンダのW入賞は幻に…クビアトに10秒ペナルティと罰則ポイント

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F1メキシコGPのレーススチュワードは、9位でチェッカーフラッグを受けたトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトに、10秒ペナルティを科す裁定を下した。この結果、トロロッソ・ホンダのW入賞は幻と消えた。

27日(日)に行われた決勝レースの最終盤、入賞を狙うクビアトが最終セクションのターン16で、前走のニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)と接触。挙動を乱したヒュルケンベルグは最終コーナー外側のウォールにクラッシュし、リヤウイングを破損した。

これを横目にトロロッソ・ホンダの2台がポジションを上げてフィニッシュ。ヒュルケンベルグはチェッカー目前に9位の座を奪われ、11番手でチェッカーを受けた。クビアトは9位、チームメイトのピエール・ガスリーは10位と記録された。

だが、レースディレクターから報告を受けたスチュワードは、一件を審議の対象として映像証拠を検証。その結果、FIA国際競技規約及びF1競技規約違反が認められたとして、クビアトに10秒ペナルティを科すとともに、スーパーライセンスに付帯する2点のペナルティポイントを科す裁定を下した。ペナルティポイントは累計4点に達した。

この結果、ガスリーが9位、ヒュルケンベルグが10位へと繰り上がり、クビアトは11位に降格した。

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