ルイス・ハミルトン、最速マシンを駆りながら5番手「永らく、こんな最悪の予選はなかった」F1アメリカGP
2日(土)のF1アメリカGP公式予選を5番手で終えたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは「永らく、こんな最悪の予選はなかった」と述べ、肩を落とした。過去COTAで無敵の強さを見せていたハミルトンだが、今回はチームメイトに0.292秒遅れ、ポール争いの蚊帳の外に置かれてしまった。
テクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは「初日2回のセッションでかなりの速さを示していただけに、ルイスのリザルトにはやや驚いているが、明日は気持ち切り替えて戦ってくれるはずだ」と語った。囲み取材に応えるハミルトンのトーンは低く、明らかにがっかりした様子を見せていた。
最速マシンを駆りながら5番手「最悪の予選」
ルイス・ハミルトン予選: 5位, FP3: 5位
永らく、こんな最悪の予選はなかった。間違いなくフロントロウが獲れるだけの速さがあるマシンがあったのに、ラップをまとめ切る事ができなかったんだ。バルテリ(ボッタス)は見事な仕事をした。祝福するよ。
何が悪かったのかを分析して、巻き返すために何をすべきかを見つけ出してみる。2台のフェラーリと1台のレッドブル、それにバルテリを加えた前の連中を追い抜くには厳しい挑戦になると思うけど、明日良い仕事ができる事を祈ってる。
ポールポジションはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。フロントロウ2番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが並び、セカンドロウにはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが並ぶ結果となった。
2019年F1第19戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間11月3日(日)28時10分にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事で勝敗を決する。