今季一番の前向き発言「マクラーレン・ホンダの時代が来る事を確信」とバンドーン / F1イギリスGP 2017《決勝》
8番手からイギリスGP決勝をスタートしたストフェル・バンドーンは、ポイント獲得まであと1つの11位でレースを終えた。バンドーンは、ポイントを逃した事に悔しさをみせながらも、「僕らの時代がやって来るのは間違いない」と語り、今後のマクラーレン・ホンダの進化に自信を示した。
表面的な結果こそ奮わないものの、バンドーンのここ数戦の極めて前向きな一連のコメントは、マクラーレン・ホンダが我々の与り知らないところで着実な進歩を遂げている事を示唆している。開幕戦の頃とは異なり、最近のフリー走行では予定されたプログラムをきちんと消化し周回数を稼げている。実車テストがマシン開発にとっての基本であるのは言うまでもない。
バンドーンが確信する”マクラーレン・ホンダの時代”の到来を多くのファンが待ち侘びている事もまた、”言うまでもない事”であるが、果たしてそれはいつ訪れるのであろうか。
バンドーン:イギリスGP決勝を終えて
ストフェル・バンドーン決勝: 11位, 予選: 8位
またしもポイントに届かなくて悔しいよ。でも、今週末からはポジティブなことがたくさん得られたんだ。今日のレースペースにはすごく勇気付けられたね。シルバーストンのようなサーキットで、フォース・インディアやウィリアムズと肩を並べて走れたことはすごくポジティブだよ。
決勝では全てが上手く行ったわけじゃないんだけどさ。僕のピットストップは余りスムーズじゃなかったから、ピット出口でフェリペと並んでしまってポジションを落としたんだ。あれは悔しかったよ。だって、あのピットストップが彼より前で決勝を終える絶対的なチャンスだったんだからね。彼のペースとはかなり接近してたんだ。
残念ながらノーポイントだけど、今日はとても励みになったし、僕らの時代がやって来るって確信してるよ。
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