母国GP 4連覇のハミルトン「レース前は、気分がかなりネガティブだった…」F1イギリスGP 2017《決勝》

胴上げされるルイス・ハミルトンcopyright MercedesAMGF1

母国イギリスGPの4連覇という離れ業をやってのけたルイス・ハミルトンは、レース前には気持ちがかなりネガティブだった、と打ち明けた。リバティ・メディアが企画した地元ロンドンでの特別イベントを、現役ドライバーとして唯一欠席したハミルトンは、英国メディアからの容赦ないバッシングを浴びていた。

精神的に追い詰められながらも、見事なレースを披露しポール・トゥ・ウインを飾ったハミルトンは「すごく嬉しいよ…」と語り、感傷に浸る様子をみせた。ハミルトンは今季4度目、通算57勝目の優勝を成し遂げ、チャンピオンシップ争いで首位ベッテルとのポイント差を1にまで縮めた。

ハミルトン:イギリスGP決勝を終えて

ルイス・ハミルトン決勝: 1位, 予選: 1位

すごくうれしいよ…ここでの最高の勝利のひとつになると思う。この勝利を狙ってたんだ。レース前は、レースの準備について色んな人から問い詰められてたから、かなりネガティブになってたんだけど、今週末は最高に力強い週末の一つになったよ

スタートも問題なくやり遂げて、その後はマシンとバランスをマネージメントしてたんだ。チームはピットストップを上手くやってくれたよ。ミス1つなかったよ。今週末、チームは本当に素晴らしい仕事をやってのけたよね。バルテリのドライブも凄かったよ。彼を誇りに思うし、チームに彼がいてくれて最高さ。

デブリなんて見当たらなかったから、フェラーリがトラブったのにはびっくりしたよ。セバスチャンとのポイント差が1になるなんて思ってもみなかった。チャンピオンシップ争いへの道は一気に開けてきたよ。次のハンガリーは毎年いつも上手くやれてるんだ。

7コーナーを通る度に応援してくれてるファンの姿が見え、初めてここで勝った2008年を思い出したよ。今回はスタンドだけじゃなくて、ガレージにも最高のサポーターがいたんだ。弟や親戚の皆、そして家族がね。マイケルって言う南アフリカから来た子もいたんだけど、彼はガンと闘ってるんだ。彼に会えて本当に良かった。ビリー・モーガンは僕を勇気づけてくれたよ。


2017年第10戦F1イギリスGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1イギリスGP特設ページを参照されたい。

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