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フェラーリドライバー達は、16日日曜のイギリスGP決勝レースでのメルセデスとのバトルに対して、異なる見解を持っている。ポールのルイス・ハミルトンに0.756秒の大差をつけられ3番手に終わったベッテルが、決勝は予選以上に厳しいと予想する一方、ベッテルに打ち勝った2番手ライコネンは決勝の方が強い、と対象的な見方を示した。
メルセデス陣営はドライバー毎に戦略を分けており、5グリッド降格で9番手スタートのボッタスのみが、上位10台の中で唯一ソフトタイヤでレースをスタートする。メルセデスの”スプリット戦略”に対して、フェラーリはどう対処するのだろうか? 目が離せない。
フェラーリ:イギリスGP予選を終えて
キミ・ライコネン予選: 2位, FP3: 4位
予選での車のハンドリングは今週末の中で一番良かったから、本当に満足してるよ。いつも上のポジションで終えたいって思ってるけど、多かれ少なかれ今日はそれが出来たんじゃないかな。
Q1の濡れた路面ではインターミディエイトタイヤが少しトリッキーだったんだ。すごく滑りやすかったし、サーキットの全部が濡れてたわけじゃなかったから、タイヤは全然もたなかったよ。Q1の終盤に運良く正しいタイミングでアタックできたから良かったけどね。
路面はその後どんどん良くなっていったんだけど、最後のアタックの時もそこら中に湿った場所があったから、どうなるかを予測するのはまだ難しかったんだ。アタックラップに入った最初の方は様子をみてたんだけど、(路面が大丈夫そうなのが分かったから)もう少し攻めていく事にしたんだ。
今日車から受けたフィーリングは良かったから明日が楽しみだし、決勝では更に良くなることを願うよ。僕らはいつも日曜日の方が強いしね。
セバスチャン・ベッテル予選: 3位, FP3: 2位
結果にはかなり満足してるよ。メルセデスは今週ずっと速かったから明日は厳しいレースになると思う。僕らの今日の車は良かったし、フィーリングは素晴らしかったから全体的に満足してるよ。
サーキットは完全に濡れてたわけじゃなかったから運転してて楽しかったよ。最後のアタックでは、前に車がたくさんいて詰まってしまったけどね。予選の最中もマシンは改善してたし、今週末はどんどん良くなって来てるんだ。重要なのはそこだね。
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