5番手セルジオ・ペレス、”妥協”ポイントを探り出して予選ポールを狙う
10月8日(金)のF1第16戦トルコGP初日FP2で僚友マックス・フェルスタッペンを1000分の66秒差で抑える4番手タイムを刻んだセルジオ・ペレスは前向きな手応えを得ており、2日目に向けての改善次第でポールポジションを狙えると考えている。
マシンバランスに不満を訴えるフェルスタッペンに対し、ペレスの方はそれほどでもなくある程度自信を持ってドライブできていたようで、FP1では10番手に終わったもののFP2では4番手にまで挽回した。
1日を終えたペレスは自身のSNSを通して「今夜はまだやらなきゃならない仕事が残っているけど、明日のポールポジション争いのためにコンマ数秒を見つけたいと思ってる!」とポジティブなメッセージをファンに送った。
Still work to do tonight! I hope we can find a few tenths that will put us in the fight for the pole tomorrow! 💪
Trabajo por hacer esta noche. ¡Espero que podamos encontrar unas décimas que nos pongan en la pelea por la pole mañana! #turkishgp pic.twitter.com/yefywsmB6L
— Sergio Pérez (@SChecoPerez) October 8, 2021
予選を重視するとレースペースが犠牲に…
セルジオ・ペレスFP2: 4位, FP1: 10位
全体的にポジティブな1日だった。今夜の仕事を通して予選に向けて更に良い方向に向かえると思う。
今日は路面のグリップ量に驚かされたよ。一般的なサーキットと同じ位の水準に達していたからね。それでも一貫性はないから難しい状況ではあった。
時折コーナー出口よりも入口の方がグリップが低い場面があったんだ。このコースでそういう状況にドライビングでアジャストするのは難しい。
ここではメルセデスが手強そうに見えるけど、今夜の仕事を通してコンマ数秒を削って、明日は戦えるようになりたい。
予選での1ラップランのために理想的なバランスを取るとロングランペースが若干落ちてしまう。ここはオーバーテイクが比較的容易なコースだから、どう妥協するかが鍵なんだ。
明日の予選は雨の可能性もあるみたいだけど、天候がどうあれしっかりと準備をしていくつもりだ。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)をコンマ1秒差で退けた。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
F1トルコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間10月9日(土)18時から、公式予選は同21時から1時間に渡ってイスタンブール・パーク・サーキットで開催される。