2025年F1日本GP版スペシャルカラーのチームキットを着用するレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンと角田裕毅、2025年4月1日
Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅とフェルスタッペン、「白×赤」のF1日本GP特注スーツ&チームウェアを披露

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スペシャルカラーが施されるのはマシンだけにとどまらない。角田裕毅とマックス・フェルスタッペンは、4月4日から6日に開催される2025年F1第3戦日本GPで、白と赤を基調とした限定仕様のレーシングスーツを着用し、それぞれがスペシャルヘルメットを持ち込む予定だ。

今週末の鈴鹿で、レッドブル・レーシングはこれまでにない姿で登場する。RB21には、日本のモータースポーツ史にその名を刻む名車「Honda RA272」を彷彿とさせる、白地に赤を配した特別カラーリングが施される。この仕様に合わせ、チーム全体も“日本仕様”に染まる。

2025年F1日本GP版スペシャルカラーのチームウェアを着用する角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年4月1日Courtesy Of Red Bull Content Pool

2025年F1日本GP版スペシャルカラーのチームウェアを着用する角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年4月1日

公式ウェアパートナーであるCastoreは、RB21と同様に「白×赤」のトーンで構成された限定版ポロシャツを製作。レースウィーク中は、世界最速を誇るピットクルーを含む全チームメンバーが着用する。

また、両ドライバーもSparco製の特注レーシングスーツをまとい、特別デザインのヘルメットで臨む。フェルスタッペンはすでにスペシャルヘルメットを公開しているが、角田は電撃昇格によりヘルメットデザインの修正を迫られ、現時点では未発表となっている。

2025年F1日本GP版スペシャルカラーのレーシングスーツを着用するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2025年4月1日Courtesy Of Red Bull Content Pool

2025年F1日本GP版スペシャルカラーのレーシングスーツを着用するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2025年4月1日

2025年F1日本GP版スペシャルカラーのレーシングスーツを着用する角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年4月1日Courtesy Of Red Bull Content Pool

2025年F1日本GP版スペシャルカラーのレーシングスーツを着用する角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年4月1日

RB21がまとうスペシャルリバリーは、ホンダが1965年にF1初勝利を挙げた「RA272」からインスピレーションを受けており、「日の丸」モチーフやノーズの赤い“H”マーク、側面に描かれた当時のシンプルなホンダロゴなどが再現されている。これは、日本と欧州の技術と情熱が結びついた8年間のパートナーシップへの感謝と、F1初勝利から60周年を祝う意味が込められている。

懐かしさと新しさが融合した“白いレッドブル”は、伝統の鈴鹿でどのような走りを見せてくれるのか。ファンの期待は高まるばかりだ。

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