”謎めく日本語”―フェルスタッペン、F1日本GP限定グッズ 完売続出

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2025年のF1日本グランプリを目前に控え、レッドブルの”最速ライオン”ことマックス・フェルスタッペンが、日本GP限定の公式グッズコレクションを発表した。Tシャツやスウェット、リバーシブルバケットハットを含む全7アイテム。すでに多くのサイズがオンラインショップから姿を消すほどの売れ行きっぷりで、ファンの熱狂ぶりがうかがえる。

このコレクションはすべて、白を基調に日の丸レッドを効かせた超シンプル&超上品スタイルで統一されている。さらに、日本の象徴ともいえる桜や梅を想起させる赤と黒の花柄が取り入れられており、日本GP開催国へのリスペクトが盛り込まれている。

「獅子を解き放て」の日本語がプリントされたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2025年F1日本GP公式グッズ・パーカー.jpg (1)copyright verstappen.com

「獅子を解き放て」の日本語がプリントされたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2025年F1日本GP公式グッズ・パーカー.jpg (1)

「獅子を解き放て」の日本語がプリントされたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2025年F1日本GP公式グッズ・Tシャツcopyright verstappen.com

「獅子を解き放て」の日本語がプリントされたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2025年F1日本GP公式グッズ・Tシャツ

Tシャツとスウェットには、ドドンと日本語で「獅子を解き放て」の文字。そして、あのアイコン――ライオンのロゴとともに、「UNLEASH THE LION」という英語フレーズが堂々とプリントされている。「獅子を解き放て?マックスが?それとも私が?」と、思わず首をかしげたくなる直訳感。分かるようで分からない、この不思議な言葉の響きが、逆にファンの心にグッと刺さるのだ。

注目のバケットハットは、白面と花柄面を楽しめる2WAY仕様。コーディネートの幅がグッと広がる、まさに頼れる一品だ。なかでも花柄バージョンは、鈴鹿サーキットはもちろん、街中でもバッチリ映えるデザイン。レース観戦の日だけじゃもったいない。

「獅子を解き放て」の日本語がプリントされたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2025年F1日本GP公式グッズ・バケットハットcopyright verstappen.com

「獅子を解き放て」の日本語がプリントされたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2025年F1日本GP公式グッズ・バケットハット

さらに気になるのがマシンのカラーリング。今回のグッズの発表により、RB21にも白ベースのスペシャルカラーが登場するのでは?という噂が加速中。思い出されるのは2021年、レッドブル・ホンダの「RB16B」が白装束に変身し、“ありがとう号”として日本のファンの涙腺を刺激したあの一件だ。

パワーユニット・サプライヤーのホンダとの技術提携は2025年シーズン末を以て終了する。今回の鈴鹿はホンダとともに戦う最後の日本GPとなるだけに、ホンダ&日本オマージュのスペシャルカラーが施される可能性は十分にありそうだ。そうなれば、角田裕毅のレッドブルでのデビュー戦はさらに盛り上がるだろう。

ホンダWhite仕様のレッドブル・レーシングRB16Bをドライブするマックス・フェルスタッペン、2021年10月8日F1トルコGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

ホンダWhite仕様のレッドブル・レーシングRB16Bをドライブするマックス・フェルスタッペン、2021年10月8日F1トルコGPにて

フェルスタッペン日本GP限定グッズ

なおフェルスタッペンは鈴鹿で過去3大会連続ポール・トゥ・ウィンを達成しており、今回の日本GPは今シーズン初勝利を狙う重要な一戦となる。

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