ガレージからピットレーンへと飛び出すトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、2019年F1アブダビGPプラクティスにて
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F1アブダビGP予選:トロロッソ・ホンダに60万円の罰金…クビアトをアンセーフ・リリース

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F1アブダビGPのレース・スチュワードは11月30日の公式予選を終えて、トロロッソ・ホンダに罰金5,000ユーロ(約60万3,326円)を科す裁定を下した。チームは予選Q1で、ダニール・クビアトをガレージから送り出す際にピットレーンの安全確認を怠り、ハースのロマン・グロージャンとのニアミスを引き起こした。

幸いにも両者が接触する事はなかったものの、目の前に急にクルマが現れた事で、グロージャンは回避行動を強いられ、ピットレーン上でリアを軽く滑らせた。一件は審議と対象となり、予選セッション後に審議が行われた。

スチュワードは予選後、映像証拠を確認する共に、クビアト及びグロージャン、そしてチームの代表者からの聴取を行い、「カーナンバー26号車(クビアト)が危険な形でガレージからリリースされた結果、カーナンバー8号車は回避のためのアクションを余儀なくされた」として、チーム側に罰金を科す裁定を下した。

トロロッソ・ホンダには、FIA国際競技規則第15条及びFIA司法懲戒規則第9条1項1の定めに従い、スチュワードの決定に不服を申し立てる事が出来るが、上訴しない見通しだ。

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