佐藤琢磨「お待たせしました」3度目の制覇に向け2024年インディ500参戦!古巣RLLと契約
佐藤琢磨が3度目の制覇を目指し、古巣レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)と契約を結び、2024年の第108回インディアナポリス500マイルレースに参戦する事が決まった。
佐藤琢磨は2012年と2018年から2021年にかけてRLLからインディカー・シリーズに参戦。シリーズ通算6勝のうちの4勝はRLLと共に達成した。その中には2020年の2度目のインディ500優勝も含まれる。
昨年は強豪チップ・ガナッシ・レーシングと契約を結び、インディ500を含むオーバルレースに出場した。2024年のインディ500は佐藤琢磨にとって通算15回目、RLLでの6回目の参戦となる。
RLLからのインディ500参戦について佐藤琢磨は「本当に嬉しく思います」と語った。
「感謝の気持ちでいっぱいです。RLLとはこれまでに成功を分かち合い、10年以上に渡って関係を結んできました。おなじみの顔ぶれとの再会、そして新たな協力関係との仕事が兎に角、待ち遠しいです」
また、X(旧Twitter)を通して「皆さん、大変長らくお待たせいたしました。古巣RLLRから今年のINDY500に参戦いたします。ご声援、よろしくお願いします🙇🏻♂️」とファンに報告した。
I am very pleased to announce my return to the 108th #INDY500 with @RLLracing 🏁 Can’t wait to get to work!
皆さん、大変長らくお待たせいたしました。古巣RLLRから今年のINDY500に参戦いたします。ご声援、よろしくお願いします🙇🏻♂️ https://t.co/SnnlirPi6Z
— Takuma Sato (@TakumaSatoRacer) February 15, 2024
チーム共同オーナーのボビー・レイホールは「琢磨をチームに迎えられることを本当に嬉しく思う。共に大きな成功を収めてきたし、何度も言っているように琢磨のスピリットは僕やチーム全体だけでなくファンをも奮い立たせる。彼の貢献とインディ500の成功を楽しみにしている」と語った。
また同じく共同オーナーのマイク・ラニガンも「琢磨はインディアナポリス・モーター・スピードウェイで勝ち取る術を知っているし、彼の経験は我々のプログラム全体に付加価値を与えるだろう」と述べ期待を示した。
佐藤琢磨がドライブするホンダエンジン搭載の75号車は、工作機械の世界的大手メーカー「アマダ」がメインスポンサーを務める。
第108回インディ500は5月26日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイにて開催される。