鈴鹿サーキットのパドック
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鈴鹿サーキット、デグナーカーブ付近の路面を再舗装…縁石二重化も

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2020年F1日本GPの舞台となる三重県鈴鹿サーキットのデグナーカーブ(ターン8・9)付近の路面が再舗装された。また、この区間の人工芝が取り除かれ、新たに二重縁石が設置された。

場内施設の点検及び整備のため、鈴鹿サーキットは1月14日から23日及び、2月3日から7日までの期間が休業となるが、この間にターン8の100m手前の地点からターン9までの路面が再舗装された。鈴鹿は2009年に東コースを、2012年に西コースを全面再舗装している。

鈴鹿サーキットのコースレイアウト図、2018年版

親しみと畏怖の念を込めて”魔の”という形容詞を付けて呼ばれる事の多いデグナーカーブは、旧東ドイツ出身のライダー、エルンスト・デグナーが1962年にこの場所で転倒した事から名付けられたとされる。当時は一つのコーナーであったが、1987年に2つのコーナーへと改修され、現在の形となった。

今回の改修が、デグナーに対するドライバーのアプローチにどのように影響するか興味深いところだが、依然としてテクニカルなコーナーである事に変わりはないだろう。2020年のF1日本グランプリは、10月11日(日)に決勝レースが開催される。

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