来週末に開催を迎える第5戦F1スペインGPに先立って、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが抱負を語った。レッドブルはフェラーリとメルセデスとのギャップ縮小を狙い、カタロニア・サーキットでのレースに大規模なアップグレードを投入する。

昨年のレースでは、フェルスタッペンがオープニングラップでキミ・ライコネン（Ferrari）と接触。サスペンションを破損しリタイヤを喫した一方、リカルドはシーズン最初のポディウムとなる3位でチェッカーを受けた。

レッドブル：F1スペインGPに向けて

ダニエル・リカルドRB14の総合力が試される

バルセロナでのレースは何時だってエキサイティングさ。多くの開発パーツが持ち込まれるヨーロッパラウンドの始まりだし、僕の大好きな夏の始まりでもあるしね。サーキットは楽しい。ここでは数多くのラップを走っているし、熟知しているコースだ。だけど全然退屈じゃないし、ここに戻ってくることをいつも楽しみにしている。今やF1においては外せないレースの1つだね。

このコースにはあらゆる要素が詰まっているんだ。ターン1・2・3は流れるようなコーナーだし、最終セクションはものすごくテクニカルだ。去年はここでシーズン最初の表彰台を獲得できて最高だった。同じかそれ以上の成果が上げられるように頑張るよ。

マックス・フェルスタッペン行方占う重要な一戦

バルセロナは、誰もが数多くの周回を走っているサーキットだね。開幕前のテストと比較して、どの位マシンが進化したのかを確認できるのが楽しみだよ。レッドブルは多くのアップデートを持ち込む予定なんだけど、それが良い方向に作用して、先頭集団とのギャップを縮めてくれる事を願っている。でも、当然のことだけど、ライバルの皆も新しいパーツを投入してくるけどね。

スペインGPは、シーズンの行方を描くかなり重要な一戦になる可能性がある。皆がどの位のパフォーマンスを発揮するのかを興味深いよ。まだ僕らには幾らかトップスピードの改善が必要だけど、それが解決される事を祈ってるし、僕らのマシンがめちゃくちゃ早いことを期待してる。F1初勝利の良い思い出がある場所だし、レース週末が楽しみだよ。快適に過ごせるエナジーステーションが使えるようになるしね。

ヨーロッパラウンドの始まりを告げる2018年F1スペインGPは、5月11日(金)19時からのフリー走行で幕を開ける。

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