ルノーF1、エンジンパワー増強を目指し新燃料を投入
来週末に開催を迎える第5戦F1スペインGPに先立って、ルノー・スポールのニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツが抱負を語った。昨年のレースではヒュルケンベルグが6位入賞を、トロ・ロッソに在籍していたサインツは7位入賞を果たしている。
マネージング・ディレクターを務めるシリル・アビテブールによれば、サインツの母国レースとなるスペインでは、パワーユニットの性能向上を目的とした新しい燃料が投入され、エアロダイナミクスに対しては幾つかの微調整が加えられるという。
ワークス・ルノーとマクラーレン・ルノーはカストロールの燃料とオイルを使用しているものの、ルノーエンジン勢最速のパフォーマンスを示すレッドブルは、エクソンモービルの燃料とオイルを使用している。
F1スペインGPに向けて
ニコ・ヒュルケンベルグ初日金曜から全力投球
カタロニアは全てのチームが熟知しているサーキットだ。毎年の冬季テストで膨大な数のラップを走りまくっているからね。ドライバーにとってもそうだけど、エンジニアにとっても豊富なデータが揃っているし、ここについての知識は万全だ。金曜から全力で走れるように、しっかりとレースのための準備をしていくよ。
カルロス・サインツ自分が如何に幸せな人間かを実感
僕にとってはシーズンの中で最も特別なグランプリだ。やっぱり、母国ってのは他のレースとは全然違うんだよね。レース週末は何処にいてもたくさんの人達に応援してもらえるし、ホント特権みたいなものさ。いつものグランプリよりも忙しくなるけど、それを楽しんでるし、僕って何て幸せな男なんだろうって実感するよ!
ヨーロッパラウンドの始まりを告げる2018年F1スペインGPは、5月11日(金)19時からのフリー走行で幕を開ける。舞台となるのはカタロニア・サーキット。例年、全てのチームがシーズン最初の大型アップグレードを持ち込む。