ガレージ内で笑顔を見せるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、F1バルセロナ合同テスト
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ピエール・ガスリー「アップグレードの効果を確かめるのが楽しみ」F1スペインGP《preview》

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レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、2019年FIA F1世界選手権第5戦スペインGPに先立って抱負を語った。昨年のレースでガスリーは、12番手からの入賞を狙ったものの、オープニングラップで発生したロマン・グロージャンの単独クラッシュに巻き込まれリタイヤを喫した。

欧州での初戦となるカタロニア・サーキットでの週末には、例年マシンの大規模なアップグレードが持ち込まれる。クリスチャン・ホーナー代表は、来週末のバルセロナに投入される新パーツは「革新的なものではない」と語っているが、ガスリーには新しいシートが用意される見通しで、ドライビングポジションの改善が期待されている。

アップグレードの効果を確かめるのが楽しみ

ピエール・ガスリー

バルセロナはシーズン中盤の始まりを告げるヨーロッパラウンドのスタートで、走り慣れたトラックでもある。ジュニアカテゴリー時代を含めて何度もテストをしてきたサーキットだから、誰もがこのコースを熟知している。

スペインではアップグレードが予定されているし、凄くワクワクする。レッドブル・レーシングは例年ここで高い競争力を発揮しているから、今回どのようなパフォーマンスが見せられるか楽しみだ。

スペインのファンは本当に熱狂的でたくさんの人たちが観戦に来てくれる。今年も多くの人が集まると良いね。母国フランスからも近いから、フランス人も多い。グランドスタンドにはフランス国旗が掲げられ、地元ファンのサポートを受けて走れるから気持ち良いし、他のレース以上に背中を後押ししてくれる。


F1スペインGPの戦いの舞台は、プレシーズンテストの会場地でもあるカタロニア・サーキット。各チームとも豊富なデータを所持しており、シーズン中にどれだけ開発が進んでいるかを見極めるのに最適なグランプリとなる。本拠地の集まるヨーロッパでの初戦という事で、例年大型のアップデートが持ち込まれる。

完走僅か14台に終わった昨年のグランプリでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続きシルバーアローが1-2。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。

F1スペイン・グランプリは、日本時間2019年5月10日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

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