マックス・フェルスタッペン、9番手止まりもクルマの競争力に手応え…残りの週末を楽観視
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5月7日(金)に行われたF1第4戦スペインGP初日FP2で9番手に留まったものの、カタロニア・サーキットでのRB16Bの競争力に手応えを得ており、残りの週末について楽観視な姿勢を見せている。
フェルスタッペンは午前の1回目のフリー走行で19周を走り込み、トップに1000分の33秒差の2番手タイム(1分18秒537)をマークするも、午後のFP2ではターン10でワイドに走った後にソフトでの計測ラップを放棄。真っ当なタイムを残せないまま、1分18秒785の9番手でクルマを降りた。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
8 | サインツ | フェラーリ | 1:18.674 | +0.504 | 30 |
9 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:18.785 | +0.615 | 26 |
10 | ペレス | レッドブル | 1:18.918 | +0.748 | 23 |
クルマにはかなり競争力がある
マックス・フェルスタッペンFP2: 9位, FP1: 2位
全体としては凄く良い一日になったと思う。僕らのクルマはかなり競争力があるように見えた。
FP2のプッシュラップの際にターン10で少しワイドに膨らんでしまったけど、いずれのセッションでも特に衝撃的な事はなかった。
ターン10の改修の件だけど、1ラップのプッシュランの場合は良いように思う。少し速くなってドライビングが楽しくなった。でもオーバーテイクという点では悪化するような気がする。
明日に向けて僕らがどの程度の競争力を持っているのは分からないけど、現時点ではかなり満足している。
もちろん常に上を目指したいと思っているから、明日の予選では確実に上位に入らなきゃならない。楽しみだよ。
初日をトップで締め括ったのはポイントリーダーのルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続きメルセデスが1-2体制を築いた。3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。
2021 F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月8日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。