F1シンガポールGP《初日》ハイライト動画:フェラーリ優勢、7年ぶりの”ゴジラ”帰還で黄旗
Published:
2023年FIA-F1世界選手権第16戦シンガポールGPの初日は2回のセッションで共にフェラーリが1-2を記録した。前戦イタリアGPで史上最多となる10連勝を樹立したマックス・フェルスタッペンはFP1こそ3番手につけるも、FP2では8番手と大きく出遅れた。
角田裕毅(アルファタウリ)もFP1で9番手と上々の滑り出しを見せたが、FP2ではソフトタイヤのグリップ不足に悩まされ16番手と下位に沈んだ。
フリー走行1:ハイライト動画
マリーナベイ市街地コースは今回、周辺区画の再開発工事の影響で4つの低速コーナーが削除された。大きなトラブルはなく、赤旗やセーフティーカーの出番はなかったが、2016年大会の際にフェルスタッペンが「ゴジラ」と名付けたトカゲの一種がコースに侵入。2度に渡って黄旗が振られた。
コース上で出くわしたフェルスタッペンは当時を思い出したか、「あ!またトカゲがコースにいる。今度のは前より小さいトカゲだ」と無線を通して報告。レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼは「ゴジラには子供がいたのかもな」と返した。
フリー走行2:ハイライト動画
何台かが壁に接触するシーンがあったものの、大きなアクシデントに繋がるものではなかった。開幕全勝を誇るレッドブルRB19はブレーキング時にリアが安定せず、2人のドライバーは共にバランスへの不満を訴え、7・8番手に留まった。
3回目のフリー走行は、日本時間9月16日(土)18時30分から、公式予選は同22時から1時間に渡ってマリーナベイ・市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。