バラクラバ帽姿のセルジオ・ペレス(レッドブル)、2022年11月11日F1サンパウロGP
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セルジオ・ペレス「ルクレールとフェラーリに前を塞がれた」FP1最速も3.5秒を失い9番手

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F1第21戦サンパウロGP予選を9番手で終えたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に前方を塞がれた事でトップ3入りのチャンスを逃したと訴えた。

ポールを争う予選Q3では9台がソフトタイヤを履いてコースインしたものの、ルクレールだけは路面条件にそぐわないインターミディエイトを履いてコースに出ていった。フェラーリの”分割戦略”は大きな仇となった

ペースが全く上がらないフェラーリF1-75に前方を塞がれた事で、ペレスの計測ラップは大打撃を受けた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとのギャップは3.724秒に達した。

実際にどの位のロスがあったのかを知る術はないものの、「トップ3は可能だった」とするペレスの発言を元にすると、少なくとも3.5秒を失った計算となる。ペレスはFP1でトップタイムを刻んでいる。

ルクレールとフェラーリに前を塞がれた

セルジオ・ペレス予選: 9位 / FP1: 1位

ルクレールとフェラーリに前を塞がれた事で残念な予選になってしまった。

あまりにも彼のアウトラップが遅かったから、スリックタイヤに交換するためにピットに戻ると思っていたんだけど、実際にはそうせず僕の前に留まった。

結局、彼の背後で計測ラップを走らなきゃならず、あまりにも多くのタイムをロスしてしまった。

あれがなかったとしてどこまで行けたのかは分からないけどトップ3は可能だったはずで、9位という結果は失望以外の何物でもない。

巻き返してポイントを取れるよう、明日は懸命に頑張るつもりだ。


2022年F1サンパウロGP予選でポールポジションを獲得したのはケビン・マグヌッセン(ハース)。これにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)が続く結果となった。

イベント2日目の11月12日(土)は、60分間のFP2セッションに続いて日本時間28時より100kmの短距離レースで決勝のスターティンググリッドを争う「F1スプリント」が行われる。

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