2020年F1ロシアGPの予選Q2でクラッシュを喫したフェラーリのセバスチャン・ベッテル
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F1ロシアGP 予選速報:ベッテルがQ2で赤旗クラッシュ!敗退の危機に晒されたハミルトン

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F1ロシアGPの公式予選が9月26日(土)日本時間21時よりソチ・オートドロームで開始され、5台が脱落したQ1を経て、残る15台によって競われたQ2ラウンドが終了した。

トップ10争いへの切符を賭けた争いは、セルジオ・ペレスがコースの一部で降雨を報告する形で始まったが、本格的な雨になることはなくドライコンディションが継続した。

1セット目のアタックでは、ルイス・ハミルトンが1分32秒085のトップタイムを刻むも最終ターン18で4輪がコース外に出てしまい、トラックリミットでタイム抹消となった。バルテリ・ボッタスとマックス・フェルスタッペンはミディアムを履き、各々暫定トップ10につけた。

2セット目のラップでは、セバスチャン・ベッテルがターン4のエントリーでイン側の縁石に乗った瞬間にスピンを喫し、そのままアウト側のバリアに激突。コース上にはフロントウイングを始めとしてボディーワークが散乱し、セッションは残り2分15秒で赤旗中断となった。後続のシャルル・ルクレールは間一髪でベッテルのマシンを避け、クラッシュを免れた。

この結果、2セット目のミディアムを履いてアタック中であったハミルトンを始めとする多くのマシンが計測を断念。ハミルトンはノータイムの暫定15番手、クラッシュしたベッテルを含めて、アレックス・アルボン、ランス・ストロール、ジョージ・ラッセルがノックアウトゾーンに並んだ。

ピットレーンにはレッドブル・ホンダの2台を先頭に、セッション再開を待つマシンがずらりと並んだ。ハミルトンは8番目と、時間内にスタートできるか際どい位置であったが、本来のターゲットとは異なるソフトタイヤながらも無事にフィニッシュラインを駆け抜け、4番手でQ3に駒を進めた。

ホンダ勢はマックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボン、ピエール・ガスリーの3台がQ3への進出を決めた。

F1ロシアGP予選最終結果

ノックアウト

  • シャルル・ルクレール
  • ダニール・クビアト
  • ランス・ストロール
  • ジョージ・ラッセル
  • セバスチャン・ベッテル

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