ダニール・クビアト、空気圧の問題で余計にピット「後一歩で入賞だっただけに残念」F1ロシアGP《決勝》
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1第16戦ロシアGP決勝レースで12位フィニッシュに終わり、母国レースでのポイント獲得の夢は叶わなかった。10位入賞を果たしたニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)まで後2.6秒の位置でのチェッカーだった。
クビアトは全20台の中で唯一ハードタイヤでスタート。セーフティーカーのタイミングでピット作業を行いソフトタイヤに履き替えたものの、その翌々周に再びピットインして、再度ソフトタイヤへとチェンジした。何故か。
車両パフォーマンス部門のチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリは「残念な事に、タイヤの空気圧に問題があった」と説明した。後続とのギャップが非常に大きかったため、ポジションを失わずにピット作業を終える事が出来たのは、不幸中の幸いだった。
後一歩で入賞だっただけに残念
ダニール・クビアト決勝: 12位, グリッド: 19番手
今日は力強いレースが出来た。グリッド後方からスタートして、ポイント獲得まであと一歩のポジションでフィニッシュできたのは、チームワークのおかげだよ。スタートも上手くいったし、何度かエキサイティングなバトルもできた。
ファイナルラップまで戦い抜けたし、今日のレース内容には満足してる。今週末は色々とトラブルが多かったけど、最後の最後に良い形で締め括れたからね。でも、ポイントが獲得できなかったのは残念だ。。チームはそれに見合うだけの頑張りをみせていたからね。
ソチ・オートドロームで行われた2019年F1第16戦ロシアグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが通算82勝目を上げ優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続き、ソチでの無敗記録を更新した。