2019年のFIA-F3選手権チャンピオンに輝いたプレマレーシングのロバート・シュワルツマン
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跳馬傘下のロバート・シュワルツマン、父を失くす…新型コロナウイルス感染症に感染

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フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)所属のロバート・シュワルツマンの父ミハイル氏が52歳でこの世を去った。シュワルツマン本人がソーシャルメディアを通して明らかにした。

死因は明らかにされていないが、ミハイル氏は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染し、2週間ほど前から入院していた。ロシアのチームSMPレーシングはミハイル氏の死に深い追悼の意を表した。

ロシア出身の若干20歳のF2ドライバーは4月19日(日)、SNSに「涙を流しながらこの文章を書いている。あなたがいなくなっただなんて信じられない。これまでに受けた恩を返す事ができないなんて。これまでもこれからも、あなたは世界一の父親だ。愛してる。もう会えないなんて本当に寂しい」と投稿した。

2004年に5歳でカートを始めたシュワルツマンは、7年間の競技生活の中で数々のタイトルを獲得。2018年にトヨタレーシングシリーズでチャンピオンを獲得すると、昨年はプレマレーシングと共にFIA-F3選手権を制覇して、今年はFIA-F2選手権にステップアップした。