レッドブル・ホンダ、新車「RB15」をシェイクダウン!英シルバーストンで初走行
レッドブル・ホンダの2019年の新車「RB15」が2月13日、英国シルバーストン・サーキットでシェイクダウンを行った。ミルトン・キーンズのチームは、13日午前中に行われたメルセデスAMG「W10 EQ Power+」の実車確認走行に続いて、本拠地からほど近いF1イギリスGPの舞台でRB15のエンジンに火を入れた。走行を担当したのは、4シーズン目を迎えるマックス・フェルスタッペンだ。
レッドブルとホンダは規約で許可されているフィルミングデーを利用して、完成したばかりの新車「RB15」を実際にトラック上で走らせ、エンジン及び各種部品の組み上げや信頼性・不具合を念入りに確認。18日から始まるバルセロナテストを前に入念な準備を行うべく、課題点を洗い出す。チームメイトのピエール・ガスリーは、コース脇からRB15の初走行を見守った。
ホンダの1.6リッターV6ハイブリッドターボエンジンは、過去にマクラーレンとスクーデリア・トロロッソの2チームで使用されているが、いずれの場合にもエンジンが放つ特定周波数に呼応する形で車体が共振。幾度となくトラブルが発生してきた経緯がある事から、まずはこの点に問題がない事を確認したいところだ。
Unleashing the #RB15 for the very first time! 🙌🔈 pic.twitter.com/YVJKbNxvUo
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) February 13, 2019
同じ日のイタリアでは、姉妹チームのスクーデリア・トロロッソが新車「STR14」のシェイクダウンをミサノ・サーキットで敢行。チームからの報告によれば、ホンダRA619Hを搭載したニューマシンは順調に走行を重ねたとの事で、最初に走行を担当したダニール・クビアトから引き継ぎ、ルーキーのアレックス・アルボンもステアリングを握った。