F1カタールGP予選に向けて準備するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅、2021年11月20日ロサイル・インターナショナル・サーキットにて
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角田裕毅、Q3進出の8番手「今日の出来には本当に満足」週末を通して全セッションTOP10と一貫して上位に

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2021 F1第20戦カタールGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、Q1で7番手、Q2で再び7番手タイムを刻んでQ3進出を果たすと、エステバン・オコン(アルピーヌ)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)を退け8番手を獲得した。

フェラーリやマクラーレン、レッドブルですら僚友毎に明暗が分かれた中、角田裕毅はチームメイトのピエール・ガスリーとのギャップを0.241秒に抑え、予選の各ラウンドを含めたロサイル・インターナショナル・サーキットでの週末全てのセッションでトップ10に入る力強いパフォーマンスを発揮した。

テクニカル・ディレクターを務めるジョディ・エギントンは「ユーキはここカタールでも好調で、今夜の予選でも見事、トップ10に入ってくれた」と評価した。

今日の出来には本当に満足

角田裕毅
予選: 8位, FP3: 10位

良い予選になったと思いますし、明日のレースを8番手からスタートできる事になり嬉しいです。Q1を突破するためにソフトタイヤを余計に1セット使わなければならなず、Q3でその分のソフトが使えなかったのは残念でしたが、それでも今日の出来には本当に満足しています。

オーバーテイクは難しいだろうと思いますので、決勝ではスタートが鍵になると思います。誰もここでレースをした事がないという点で、全員が同じ条件である事は僕にとってポジティブな事ですし、今夜はできる限り準備を整えて、明日の結果を見守りたいと思います。


ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。

2021年 F1カタールグランプリ決勝レースは、日本時間11月21日(日)23時にスタート。1周5,380mのロサイル・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。日本ではフジテレビNEXTとDAZNがライブで放送する。

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