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トロロッソ・ホンダ最高速で4番手、ルノー勢の先行許さず / F1プレシーズンテスト通算成績 2018年
「Honda RA618H」を搭載するトロロッソ・ホンダの新車STR13は、2月26日から開催されたプレシーズンテストの通算成績で、全10チーム中4番目の最高速度を記録した。ピエール・ガスリーが残した333.3km/hは、ハース、メルセデス、フェラーリに肉薄。レッドブルやマクラーレンを含めたルノー勢を退ける結果となった。
最も速いスピードを記録したのはハースF1。ファステストラップでも2位につけた米国のダークホースは、スピードトラップでもモニター上部に名を刻んだ。レースペースは疑問ながらも、開幕オーストラリアでは中団争いで先行するハースの姿が見られるかもしれない。
興味深い事に、今年もチャンピオンシップ争いをリードすると目されているフェラーリとメルセデスは共に、10分の1の位まで同じ334.4km/hを記録し2番手と3番手につけた。チーム毎に搭載燃料、セットアップ、コンパウンドが異なるため一概には比較できないものの、好奇心をそそる結果と言える。
同じルノー製エンジン「R.E.18」を搭載するにも関わらず、5番手レッドブルと10番手最下位マクラーレンの速度差は7km/hと大きい。MCL33は今年もまたドラッグが大きいのだろうか。
Pos. | Team | Driver | km/h | PU |
---|---|---|---|---|
1 | ハース | ケビン・マグヌッセン | 336.4 | フェラーリ |
2 | メルセデス | バルテリ・ボッタス | 334.4 | メルセデス |
3 | フェラーリ | セバスチャン・ベッテル | 334.4 | フェラーリ |
4 | トロロッソ | ブレンドン・ハートレー | 333.3 | ホンダ |
5 | レッドブル | ダニエル・リカルド | 331.3 | ルノー |
6 | フォース・インディア | セルジオ・ペレス | 331.3 | メルセデス |
7 | ウィリアムズ | ランス・ストロール | 331.3 | メルセデス |
8 | ザウバー | シャルル・ルクレール | 329.3 | フェラーリ |
9 | ルノー | カルロス・サインツ | 325.3 | ルノー |
10 | マクラーレン | フェルナンド・アロンソ | 324.4 | ルノー |